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哀色夜伽草紙
第12章 アナタと生きたい
「甘いなぁ相変わらず」

壱くんが胸を揉みしだきながら舌で首筋を舐めると、その舌の熱さにふるりと身体が震えた。

「コイツに舐められて感じてんの?エロいな……こっちは?」

そうこうしているうちに、省吾は私の浴衣を完全に開けさせて、太腿を触りながら臍の辺りを舐め回し、そのまま下って蜜口に唇を当てる

「ああ、やらしいな琴莉、もうこんなに濡らしてる」

「や……ん…」

強い刺激に声が漏れ、気持ちよさに顎が上がると

「可愛い口でシテ?」

仰け反る顎を壱くんに捕まえられて、壱くんの茎が私の口に捩じ込まれた。

「んん……っん…フ…」

口いっぱいに壱くんの昂ぶりを感じて、夢中でそれを扱けば壱くんが私の髪を撫でながら

「ん、ぁあ……イイ…」

と甘く呻くように囁く。その姿がとてもいやらしくて美しい。

何とも色っぽいその瞳に、益々私の身体が濡れていくのを感じる。すると省吾が蜜口から唇を離した。


「あーあー、すごいな、今度は指ね?」

自分の髪の毛を掻きあげてから、指を蜜壺に射し込んでバラバラと動かされ、中で蠢くそれがザラザラした所を擦る。
数カ月の行為で、彼は私の身体を攻略していた。

「んんっ!」

抗えない気持ちよさに腰が動き、身体が跳ねる。

「ホントに感度がいいよね」

省吾の言葉に壱くんが自慢気に言った。

「それはオレが琴莉を時間をかけて育て上げたからね……サイコーの身体だよ」

「嫌味なやつだ」

壱くんと省吾がヨガる私を挟んで会話している。何とも奇妙な関係だ。

二人の与える淫らな刺激に溺れて、何も考えられなくなる
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