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愛おしいキミに極甘な林檎を
第66章 番外編:愛の行方

嫌だ。嫌すぎる……。

婚約者がプライベートで、他の女と同じ部屋で一晩過ごすなんて耐えられない。……行って欲しくない。

私は立ち上がり、ソラ先輩の隣に行って土下座をする。


「今までいっぱい傷つけてごめんなさい。
いくらでも謝りますから……浮気しないでください」

「浮気?なんのこと?」

頭を上げると、ソラ先輩は不思議そうな表情をして首を傾げていた。

大事に捉えていないみたいで、私は眉間にシワを寄せる。


「惚けないでください。他の女の家に泊まりたいんでしょ」

頬を膨らませて言うと、ソラ先輩はふっと笑った。

「今までしてきたことをいくらでも謝るんだよね?
じゃあ、そのまま俺を見上げて。そして、胸を寄せて“許して”って言ってみて」

「ううっ……。ソラ先輩ってば変態なんですから」

「なにか言った?風子ならできるよね?」

「分かりました。やりますから。いや、やらせてください」


上目遣いをしてみると、恥ずかしくなってきて顔が熱くなってきた。

これで浮気を止められるならやってみせる。

腰を突き出し、ぎゅっと胸を寄せて谷間を作った。


「ソラ先輩、許してください……」

そして、甘えるように言う。……これでどうだ。



「…………」
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