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愛おしいキミに極甘な林檎を
第65章 番外編:Totus tuus
「うん。しかも、今日はエッチな紐パンツを穿いてるし。
もちろん、普通のパンツを見られるのも嫌だけど……」
私を抱きしめる力が少し強くなる。
「俺以外の男に風子のエッチな姿を見せたくない。
でも、偶然だったなら仕方ないか……」
「話すか、話さないか迷いました。ソラ先輩に嫌な思いをさせたくなかったので」
「いや、話してもらえて嬉しいよ。今日一日、何があったのか知りたいし」
「そう思ってくれてありがとうございます」
郁哉さんに押し倒されたことは言えない。
もちろん、忘れられないほど好きだったと言われたことも……。
ソラ先輩は郁哉さんと友達だ。
だから、この出来事は私の心の中に閉まっておく。
これ以上、郁哉さんと争って、傷ついて欲しくないから……。
体を離してからソラ先輩の方を向く。
見つめていると、ちゅっとキスをされた。
「今まで風子のことを色んな男が狙ってきた。
再会してから、奪うために必死になって……。
風子がやっと俺の妻になるっていうのに、まだヤキモチを焼いてる。
かっこ悪いところを見せてしまったね」
「いいえ。私も妬いてしまうことがありましたから」
「いつ妬いたの?」
「那砂さんが男だって知る前です。しかも、協力までしてもらってましたし」
「あの作戦は風子のためにしたことだよ。
それに、那砂さんと話しているうちに、男なのかなって違和感があったし」
「ふふっ。今となっては懐しい思い出ですよね。
あの……。ソラ先輩に心配させないように私にできることを考えたんです」
「えっ……。何かな?」

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