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《リベンジ★ラブ》
第3章 スイートホーム?
成瀬に誰か待っているのかと聞かれ綾香は事の成り行きを話すと送ってあげるという事になりありがたく思った。

『家の家政婦さんは次々やってくるんだけど辞めるのも早いから困っていたんだ、来てくれてありがとう』

『お礼を言われて気がひけます、家政婦をするつもりではなく仕方なく…あたし立川株式会社で働いていたのに成瀬コーポレーションへハンティングされたんです』

『森部さんは成瀬コーポレーションに向くくらい頭がいいの?だからハンティングを』

『成績はいつも上の方でしたが普通だと…あの…いえ広報のプレゼンにあたしが行かないと企画はなしと言われて…中川さんの思うがままにこうなって悔しくて仕方ありませんっ』

『アハハ、でも悠哉はずいぶん森部さんの事を1年間引きずっていたから嬉しいんじゃない?』

あたしの事を引きずって…?
手が少しふるえた。

『モテるのにどうして?』

『さぁ、本人に聞いてみれば?』

『そんな事出来ません…』

『真面目さんだね、私の事が忘れられなかった?と軽く考えてごらんよ』

真面目さんだね、心が反応した…
だけど今の成瀬さんの言葉には悪意はない…
茶髪くんとつきあっていた事を知っているだけであたしの事を知ってはいないから…
先輩の悪意がある「真面目ブス」の響きとは違う…

『とにかく悠哉は成瀬メモを読み込んで部下として少しずつ成長してきている…悪い奴じゃないから…ただ家政婦が辞める理由は悠哉の顔と着替え魔が原因でしょう』

『中川さんの顔?たしかに高校生の頃から騒がれていました、着替え魔とは?』

『時には半日着るとワイシャツもスーツも着替えてしまうから山のように洗濯物が溜まるっていう』

『会社が忙しいなら着替えに帰る事等無理なのではないですか?』

『悠哉はそういう時の為に一式持っているんでね僕のスーツも時々着ないなら持って行くって車に積んでね…』

『はぁ…』

だからスーツの山が…
大量の洗濯物が…

『着いたよ、悠哉をよろしく森部さん』

『あの…』

車を見送り慌てて頭を下げる。


カチャ 玄関のドアが開いて中川が出てきた。
『成さんは?帰ったの?』
ワイシャツに下は下着だ。

『!?スラックス履いてくださいっ』
綾香は慌てる。

まさか本当に着替え魔なの?…
会社から帰ってまで?…

『成さんのスーツでどれにしようか迷ってるんだ…』
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