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《リベンジ★ラブ》
第3章 スイートホーム?
『成さんのスーツ?自分では買わないの?そうやって人の物を着て罪悪感って感情がないんですか?』
先ほどの成瀬との会話を思い出し勝手に着られる事を気の毒に思った。

『たくさんあるんだしクローゼットに並べとくより着てあげた方が成さんもスーツも嬉しいってさ』
中川は綾香に入るよう後ろに下がった。

『でまかせを……わざわざ会社から帰ってまで着替えるんですか?』
入りたくはないが腑に落ちない仕事の為、そしてあの先輩の件で生活に余裕のなくなった彼女は稼がなくてはならないのだ。

『一式車に積んでいるけど綾香が道に迷わず着いたかなって…じゃあ家に帰って着替えるのが一番でしょ…っていうか今来たの?遅すぎじゃない?』
スタスタとクローゼットに向かってく。

『昨夜遅くに帰ったから寝坊して…これでも急いで来たので昼ご飯を食べたら頑張ります』
ソファーの隅に座ってパンとお茶をテーブルに置きガサガサとパンの袋を破る。

『どういう事?俺が22時過ぎマンションの前まで送っていったよね…23時から今日寝坊するまで寝たの?』
スーツを選ぶのを一旦やめ綾香の側までやってくる。

グッ、、、喉に詰まりそう、パンをひとくち口に入れたところで中川にみられていると落ち着かない。

『駅前をうろうろしていたあの今彼とあの後会ったんだ?夜更かしして寝坊するまでホテルで盛り上がったんだ?元彼だから何をしようが関係ないけど』
中川は皮肉っぽく今彼・ホテルを強調しパンを食べる元彼女をみていた。

『み、みられていると食べれません…中川さんが思っているような事は何一つおきていませんから…腑に落ちませんが何でもいいので働きますから』
ただの菓子パンでも落ち着かない食べ方をすると喉に詰まりそうになる為お茶を飲んだ。

『男と女で何もおきないって事ありえる?嘘つき…彼氏まで作って』
こんな話題で話したくないが、ついいがみ合う。

『何もないって言ってるじゃないですか?昨夜先輩とあたしは別れたんですっ、もういいでしょっ』
お茶をひとくち、こう飲んでいて最後にはもうひとつのパンだけになってしまいそうだ。

『駅前で待ち合わせていたって事?』
ソファーに下着のまま座る、話を聞こうという姿勢か。

目の前に座られ緊張する彼女。
でもあらぬ誤解をされたままずっと嫌味を言われるのは嫌なのだから。

『待ち合わせなんかしてません』

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