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《リベンジ★ラブ》
第2章 環境……
✜ ✜ ✜

必要としているなら立川でもう一度働きたいと敷地内で立っていたあのリクルートスーツを着てハイヒールを履き11時のバスで立川に近いバス停で降りて成瀬コーポレーションまで10分。

いつか吉川と一緒に来た道順の通り歩いて背中を汗が伝いハイヒールで靴擦れをおこしかけて達物はみえるもののゆっくりしか歩けないでいた。

余裕があるようにマンションを出てもギリギリになりそうでスマホを出し遅れると連絡しようか迷っている間に建物の1階に着きエアコンがきいたフロアに目を細める。

涼しい…
しばらくこのままでいたいけど会いたくないとはいえ遅れるわけにはいかない…

受付に問い合わせると3階で待っているという事でエレベーターを使い3階でも部屋がいくつもありノックして3度目で中川自らドアを開ける。
濃いグレーで揃えたバーゲン品ではないスーツに身を包んだ彼は綾香の知る高校生の茶髪くんではない為に緊張してしまう。

『ギリギリだよ、汗だくで……タクシーで成瀬コーポレーションの名を言えば良かったのにまさか歩いて?』
半分バカにしたような中川の口調は親切なのか嫌味なのか室内備え付けの冷蔵庫から250mlのミネラルウォーターを差し出す。

『歩いてなんか…』
そう答えるがバスで立川近くまで行き後はよく分からなかった為に中川のいうとうり成瀬まで歩いたのだ。

『歩いたんだ?あんたは真面目だから…さぁそれを飲んだらランチに行こうか…予約してある』
スマホで時間を確認しカバンを持つ。

100ml飲んでキャップをしミネラルウォーターをカバンに入れてお礼をいうがランチ等と聞いていない綾香は慌てる。

『待って、待ってください。昼ご飯を食べるならロビーで待っていますからゆっくり出かけられてください…それにあたし仕事をしにきたつもりなのでご飯はいただけません』
綾香らしい答えだ。
立川にこだわりつつも成瀬に出向いたなら仕事をするつもりでいるのだ。

『はっ?ランチを食べないつもり?』
ドアノブに手をかけていた中川は振り向いて言う。
戸惑うというより予約に遅れてしまう事を気にしているようだ。

『ひとりで行ってください、あたしは待っています』
近くにコンビニがあったと思い出していた。

『イライラする、昔は中庭で一緒に弁当を食べた仲なのに数年後の今はランチも一緒に食べないという?』
彼は睨んだ。

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