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《リベンジ★ラブ》
第2章 環境……
待ってやってるというなら待たせてあげるっ!
綾香はそんな風に中川への返信をせずに3日が過ぎた。

立川にあてのない必要としているとの言葉を聞きに行く事も吉川の言葉に意気消沈してからはずっと部屋にいたりスーパーに出かけたりしていた。

『家に帰ってきてもいいのよ、しばらくゆっくり過ごせば気持ちも楽になるわ』
そうのり子から電話もあったが泣きそうで短く会話を終わらせた。

2か月実家にいた時は部屋はそのままで高校の頃にタイムスリップするような感覚で色々なものを捨てた。

隣の幼なじみの慎吾は2人の子供の父親になり仕事から帰ると小さな2人を背中に乗せ筋トレをしている。
母になったあゆみは義理の母楓と仲がよく肝っ玉母さんぽくガハハ笑いをしながらカレーを作っていたりする。

そんな隣の光景が窓からみえる度に寂しく思える綾香は今幸せではないのだ。

そんな数日前の事を思い出しながらため息をつきベージュのラフな服装を見やり現実にかえる。
皆前に向かって進んでいるのね…
前進しないのはあたし…
やろうと思って入った立川株式会社も今は行けない…
社員ではないから…
3日間何をしてるんだろう……

充電がなくなりそうだという表示にスマホの充電を始めると同時にその下に着信3件の表示に電話帳を開いてみると中川からだった。

いつまでもこうして部屋にいても仕方がないのかもしれない…――

次にきた電話に綾香は出る事にした、それは夜。

『ラインもしない、電話もしない…別に折り返し返信を待っていた訳じゃない』
多少早口である、彼は待っていたのである。

『偉くなった貴方へ話す事等何もありませんから』
綾香は同じくベージュのパジャマを着てテレビをみていて電話やラインをする気はなかったのだが前進する為に電話に出たのだ。

『偉くなった貴方へ話す事等何もない?あんたこそ可愛げもなくなったんだ?せっかく成瀬コーポレーションにハンティングしてあげたのに?』
吐き捨てるような口調だ、お洒落なバーにいるのか周りからグラスをあわせる音がする。

『だったら立川に帰りますっ!元々立川に居たんだからっ!してやったとか上から目線なんて偉くなったもんですねっ』
何故かわからない苛立ちを中川にぶつける。
職なしは惨めなのだから。
いくらハンティングされ成瀬コーポレーションにと言われてもまだ足を踏み入れてはいないのだか。
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