この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《リベンジ★ラブ》
第2章 環境……
吉川の後ろ姿をみて泣きそうになる。
唯一話しかけてくれたのが吉川でもしがみつこうと頑として離れなかった立川の敷地から歩き始めマンションに帰ろうとバス停を目指した。

走ってバス停に行き満員の車内に揺れ通った数ヶ月。
前の会社できられやっと掴んだ仕事場ももう通えない。
もしかしたら社長や偉い人が通って必要だから立川に居なさいと言ってくれるのではとリクルートスーツを着て毎日立っていたのに進展はない。

夏の昼間のバスは通勤時とは違い年配の人・遊びに行くのか周囲を気にしないで喋る子供達・大人達は晩御飯に困ると財布の中身をみては渋い顔をして話している。

満員ではなく充分座れる事にビックリしながらあっという間に降りるバス停に着いてしまった。

マンションに着く頃に着信が鳴り部屋に入りスマホをみると中川からだった。
高校生の時つきあっていた時にはスマホではなかったがお互いに電話とメアドを交換し夜も話していた。
だが卒業式の悪夢から疎遠になり番号も携帯も変えてしまっていたので疎遠のまま。

あの日中川から成瀬コーポレーションへと勧められ、成瀬に来るなら立川との企画を進めると言われ電話番号やライン等のデータを瞬時に交換したのである。

中川は上から目線で、綾香は悔しげに。
シーンとしては書かれてはいないが交換したのである。

『待って、と言われて意向をのんで待っているけど気が済んだ?半ば強引にハンティングした訳であんたの気持ちが立川から離れるまで待ってやってる』
そんな中川からのライン。

半ば強引にハンティング?
悪い事をしたとわかっているのね?

綾香はテーブルの雑誌をガシッと掴み床に投げそれをみつめシワになった本を持ちごめんとつぶやきテーブルに置く。
雑誌にあたってもしようがないのだ。

あれがひとつ年下だった茶髪くんなのかしら?
偉そうにっっ…
勉強をみてあげた事を忘れたの?
あたしの知らない数年で猛勉強をして偉くなったの?
高そうなスーツを着てなんの匂いかわからないけどいい匂いがしてた…

茶髪くんではなく茶髪イケメンさんなのよ……
あたしとつきあっていた純粋な茶髪くんとは違うのよ…

返信はせずベージュの半袖短パンに着替え冷蔵庫から作ったお茶を取り出しコップに半分を一気飲みする。

立川にはあたしを必要とする人はいない…
かといって成瀬にこんにちはと行けるはずもない…
/92ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ