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《リベンジ★ラブ》
第1章 目の前に立つのは…
✜ ✜ ✜

成瀬コーポレーション・とある階の会議室。

柳瀬はうやうやしく頭を下げよろしくお願い致しますといい後ろに並んでついた皆にも同じようにするよう促す。

その様子をみた成瀬側の3人はまぁそうするだろうなと言う顔をして先に席に座る。
その中には中川悠哉も。

茶髪イケメンさん?
間違っていなかったらそうなのよね…
この人前にも居たような?
綾香は気づかれないように下を向いて膝を見つめていた。

立川株式会社の会議室でひとりきりの静かな環境に帰りたい…
不意に以前柳瀬から言われた企画を邪魔しているというような言葉を思い出した。
あたしは広報部にも顔を出していないし企画の邪魔をする事等全然考えていないのに…

『じゃあ端にいる森部綾香さん何かこの企画への意見はありますか?』
中川悠哉以外の人が綾香をフルネームで呼び柳瀬らより先に問われる。

考えにふけっていた彼女は隣にいる吉川に肘で突かれ名指しされた事に気づき立ち上がる。

『あたし…いえ、私は何も意見する事等ありません』
しどろもどろで声がうわずり恥ずかしくなる。

『では成瀬側の意見に賛成だと?立川側のプレゼンもありますよね?』
ニヤッと笑う。

あたしを試している?
試されようと何も知らないのだし無理よ…
知っていたとしてもプレゼン等緊張して出来ない…

『〇〇さんっ、森部は緊張して何も喋れません…ですから私どもの有能な彼らが喋りますので…よろしくお願い致します』
柳瀬が立ち上がり相手に深々と改めておじぎをし部下をみる。

『ほう、成瀬専務や中川の推しの森部綾香抜きで?』
また笑う。

えっ…それってどういう事?
成瀬専務って誰?

『そうです、飾りに座らせておきますので話し合いは他の私柳瀬と部下でお願いします』
柳瀬はおじぎしにきたのか立ち上がりそうしている。

飾りに座らせておく?あたしを?

『なんかムカついた、プレゼン終わったら呼んで』
中川が席を立ちドアから出ていった。

茶髪イケメンさん?
でもなんとなくわかったかもしれない、企画を邪魔するのかと言った柳瀬部長の言葉の意味が…
だけど、だったらあたしはみじめなだけだわ……

その後約束の1時間は終わった。
柳瀬と部下らと綾香は会議室を出てエレベーターに乗り込んだが何人かすでに乗っていて最後に乗った綾香へ店員オーバーのブザーが鳴り彼女だけ残った。
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