この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
熱・愛・契約~熱・愛・事変
第4章 混・乱・事変②
「そんなに嫌だったですか……?わ、私と、キス――」
しのはパジャマのシャツを指先で強く握り締めて蚊の泣くような声で呟いていたが、本当はそんな事を言うつもりではなかったのだ。
笑って「そそっかしい人ですね」と、どうして流すことが出来ないのだろうか?
キスの事を嫌だと思っていたら傷付くだなんて、まるで自分がこの人の事を意識しているみたいじゃないか?
何故か気になって仕方がない――この人が表に出さない心の内が。
もしも子供だと思われているなら、悔しい――対等な大人の女性として見てもらいたい――
そんな叫びがしのの胸に渦巻いていた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


