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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第8章 愛の巣
「はっ!ごめんっ!ついなんか、ぎゅぎゅってしたくなって……」
「ううん、いいの」

 しのは苦しそうにしながらも頬を綻ばせ、堺の胸に頭をもたせかけている。
 堺は、彼女の笑顔にズッキュンとハートを撃ち抜かれた。
 少し腕の力をゆるめてやると、彼女は自由になった腕を背中に絡み付けてくる。
 白くたわわな胸が堺の胸板に密着した。

「むおぉぉぉ」

 またしても急激な興奮が堺の下腹部から脳天までを駆け抜ける。
 思わず奇妙な叫び声をあげる彼を、しのはもう慣れたもの、とでもいうように、首をかしげて見上げた。

「ねぇ……」
「へっ?……な……なに?な、何かぼ、僕に出来ることがあるならな、なーんでもっもももーー」
 
 堺は、目を白黒させながらどもる。
 しのは彼の目を真っ直ぐに見つめ、ゆっくりと囁いた。

「はやく……つ、づ、き……を、して」

  
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