この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
金色のレモンスカッシュ
第3章 金色の獣たち
「…!」
くいくいと服を引かれた
アキラか
服は後ろへ引かれる
後退しろって事だな
「…」
静かに暗闇の階段を下りていく
「…ふ〜」
公園まで下りると大きく息を吐き、緊張を解き放った
「…あ〜びっくりした」
「ホント!」
「…」
「…」
「…天の川観るか?」
「ううん…今日はいいわ…」
「…だな…帰るか」
「そうね…」
そそくさと言葉少なげに望遠鏡を片付けて公園を後にした
耳の中ではまだドキンドキンと脈動音がするし、足はフワフワしている
それでも石段を下りて自転車に乗り、緩い下りの夜風に当たるとだんだんと落ち着いてきた
落ち着いてくるとさっきの生々しい現場を思い出して下半身がムズムズとし、ペダルを漕ぐ邪魔になった
後ろの荷台にはアキラが横乗りで座っているのでバランスも取り難い…

「望遠鏡を月曜に持って登校してくれるなら、このまま家まで送るけど」
学校近くの交差点で一旦止まって確認する
信号を渡ると学校、真っ直ぐ行くとアキラん家になる分かれ道だ
「え〜重たいよね〜」
確かに持って歩くのは重いし嵩張る
かと言って俺ん家まで持って帰ってまた持って来るのも面倒だ
「朝、俺が取りに寄ろうか?」
「ん〜朝から来られてもね…」
前の道が通学路になってるアキラん家の前で待ってたりすると目立つよなぁ
「…じゃあこのまま部室に返すか」
「すぐそこだしね」
ここから50メートル程なので、信号を渡る
次の点滅信号を渡り正門前を右に進むと塀と垣根の境目がある
そこに自転車を停めて
周りを確認をして人に見られないよう塀との隙間へ潜り込めば文化棟の裏に出る
出た時と逆順で倉庫の窓から入り、二階の部室へ向かう
一応不法侵入になるので緊張感があるが、それも醍醐味の一つだ

当然電気を点けるわけにはいかないが、街路樹の間から漏れてくるオレンジの街灯から差し込む明かりを頼り
あらかたのレイアウトを思い浮かべながら手探りで進むのだ
/32ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ