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金色のレモンスカッシュ
第4章 レモンスカッシュ
二度ある事は三度ある…

「…なあ…俺たち付き合うか」
あれから3日後、放課後の部室
この前よりも少しゆっくりシた後
スる前に買っておいた炭酸のスポーツドリンク500ml缶(この量で100円と安いのは学生の味方だ)をプシュッと開けて言った
「…どーいう意味?」
既にジュースを飲んでいたアキラは缶に口を付けたまま目を丸くし、しばらく止まっていたが眉間にしわを寄せて訊いてきた
「…意味ってそのまんまの意味だよ」
「…彼氏彼女的な?」
「そーだな」
「私とカオリンが?」
「ああ」
「ぷっ、無理無理無理でーす」
「はぁ?」
「友達としては良いけど、恋愛感情なんて湧かないよ〜そんなんじゃないじゃん!」
「そうか?」
「!それともカオリンは私をそんな風に見てた?」
「いや…」
あれ?どーいうこと?
「私は無理!カオリンだって私を見てトキメかんでしょ?」
「まぁな…でもこんなコトしてるワケだから…」
「コレと恋愛は別よ〜」
「そうなのか?」
「カオリンとのコレは…そうね〜スカッシュみたいなもんかな」
「ああ、スカッとするから?」
「ちがうわよ〜って、スカッともするけどさぁ、スカッシュよスカッシュ」
「終わったあとちょっと酸っぱい匂いがするからレモンスカッシュみたいって事?」
「ち〜が〜う〜。ほら、外国映画とかでやってるじゃん、社長と部下とかが壁打ちテニスみたいなので汗かいて打ち解けるような場面が」
「部屋の中で壁に跳ね返って来たボールを交互に打つやつ?」
「そうそう、あれがスカッシュってスポーツよ」
「ふーん」
「だから、カオリンとのコレもストレス解消のスポーツとかエクササイズみたいな感覚ってことよ」
「ふ〜ん」
「まあ、単に気持ち良いってものあるけどね」
「あるある」

このやり取りから
「レモンスカッシュ」という隠語になったのだ
その弊害として店や自販機でレモンスカッシュを買えなくなったけど…
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