この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしの肢体
第1章 新本一花(13)
 今にも爆発しそうなしゅうちゃんの快楽が、サナエの太腿の上で現実と擦れ合っている。


「おまえはおれのどれいなんだからさぁ、きもちいーことされたら、嫌。じゃなくって、アリガトウゴザイマスゴシュジンサマって言わなきゃいけないんだぜぇ?」

 
 しゅうちゃんがつぶやくたび、唇から流れ出す熱気が白い湯気のようにもくもくと天井に立ち込めていくようだった。


「ほら、言えよ。ありがとうございますって言えよ。ほら、はやく。はやく・・・は?何黙ってんの?」



 汗、涙、鼻水、熱気、それらから発生する湿度。
 湿度と共に六畳間の煎餅布団の上から溢れ出し台所までをも侵食し続ける、爆発寸前の狂気。

 

「早く言えよばばあ!」



/35ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ