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わたしの肢体
第2章 秋芳 善(15)
 善はそっと女性に近付くと、後ろから女性を抱きしめた。
 正確には、抱きついた、といったほうがいいだろう。
 なぜなら、善にとっては文字通り、彼女は“善の中では母親”なのだから。


「ねぇねぇ、おかあさぁん」
「んー?なぁに?」


 そしてそれは、子のいない寡婦という寂しい肩書きを持つ彼女にとっても、同意義なのかも知れない。


「今日練習んとき龍牙がコケて足ズル剥けしてさ」
「あらまぁ、それは大変だったわね」
「手当てしてやったんだ。俺、手当てじょーずなんだよ」
「まぁ、すごいじゃない。龍牙くん、よかったわねぇ」
「なのにさ、龍牙のやつ、アホだから帰りにまたコケてさ。なんもないとこで。いてぇいてぇって騒いで、マジアホすぎてウケた」
「まぁ、善ちゃんったら」


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