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いつ見きとてか 恋しかるらむ
第3章  『 抹茶 水ようかん 』 


他になにか書こうと、あれこれを思いをめぐらせてみたけれど、それ以上、パソコン上に文字は増えることはなかった。


わたしは、sachiさんのウェルカム欄に書き込みを終え、送信ボタンを押した。


Sachiさんのブログには、まだまだ先があった。
上司と初めての官能的な時間を過ごしたところ、その後の調教は途中まで読み進んでいた。


ご主人様の手に、医療用の手袋がはめられる瞬間の画像。
しなやかな指先だ。


次の画像は、臀部のアップ。
脚の格好から、四つん這いになっていると想像できた。

手袋をはめた両手は、左右の臀部の肉を分けた。
モザイクはかかっているけれど、そこは多分肛門だろう。
手袋の右手、中指が肛門に触れていた。
何枚かの画像の後、指が入っていったことが見てとれる画像があった。


わたしの膣口が、ヒクヒクと蠢いた。
中から、熱いものがこぼれそうになっていた。
肛門は、ギュッと締まる。
左手を後ろに回して、服の上からのろのろと肛門を探った。
わたしの人差し指は、円を描くように肛門を刺激する。
時々、強く押してみた。
強く押すたびに、中から愛液が溢れる。


顔が熱くなっていく。
心は、快楽によりかかろうとしているけれど、心のどこかで、排泄物を出すこの穴を刺激して悶えている自分を恥ずかしく思う。

その羞恥心が、わたしの心と体をより淫らにしていく。


んあっ。

わたしの……中に、入ってきてほしい……。


その思いが、わたしの膣口を反応させる。


ほしい……。


指は、前に移動する。

中指がわたしの中に飲み込まれていく。


あっっ。


中が熱い。

ぐじゅっ。

中指の第一関節をくいくいと曲げると音を立て、音を立てながら熱い液体がこぼれ落ちた。


はっん。

あっあー。


指の動きは、止まらない。

膣の肉壁は、わたしの指を離さないようにと収縮する。
その圧力を指で感じていた。

なんていやらしい動きなんだろう。

気持ちよさの中で、そんなことを思った。
その冷静さが、さらにわたしを淫らに導く。

あっ、あっ。

声にならない声を出しながらわたしは力尽きていった。

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