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LowとChaosの間…
第15章 皇女:雪香
紫苑誠が現れたのだ。
憂いを秘めた、凛々しくも気高い顔立ちに雪香は胸をドクンと唸らせた。
青年は、門柱に馬を繋ぎ、
盾の内側に剣を引っかけ、盾を手荷物にして正門に向かっている。
すぐにシスターが出てきて対応しているようだが、
雪香も彼のところに向かった。
「シスター、お客様ですか?」
「雪香……宮殿の方がいらしたようなの」
「貴女が皇女雪香様……?
内務省より、参じました。皇宮親衛隊の紫苑誠.警視長と申します。以後、お見知りおきを」
青年は、
慣れたしぐさで雪香の手をとった。
腰を折って、恭しくくちづけをする。
「ひゃぁっ」
冷たかった手の甲に熱い唇が、触れ雪香は驚いて顔を真っ赤にしてしまう。
雪香は手を思わず引っ込めてしまう。
「……今一度、簡潔に申し上げます。雪香様をお迎えに参りました」
雪香自身もわかっている。
直系血族がいないことで自分が宮殿に呼ばれることは。
憂いを秘めた、凛々しくも気高い顔立ちに雪香は胸をドクンと唸らせた。
青年は、門柱に馬を繋ぎ、
盾の内側に剣を引っかけ、盾を手荷物にして正門に向かっている。
すぐにシスターが出てきて対応しているようだが、
雪香も彼のところに向かった。
「シスター、お客様ですか?」
「雪香……宮殿の方がいらしたようなの」
「貴女が皇女雪香様……?
内務省より、参じました。皇宮親衛隊の紫苑誠.警視長と申します。以後、お見知りおきを」
青年は、
慣れたしぐさで雪香の手をとった。
腰を折って、恭しくくちづけをする。
「ひゃぁっ」
冷たかった手の甲に熱い唇が、触れ雪香は驚いて顔を真っ赤にしてしまう。
雪香は手を思わず引っ込めてしまう。
「……今一度、簡潔に申し上げます。雪香様をお迎えに参りました」
雪香自身もわかっている。
直系血族がいないことで自分が宮殿に呼ばれることは。

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