この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LowとChaosの間…
第8章 戦闘艦:ジャスティス
「お前ぇぇぇぇぇぇッ!!」
紅生が立ち上がり、他の家臣も立ち上がる。
まさに鬼の形相であった。
「この外道、斬って捨ててくれるわッ!!」
敵方は民まで灰にすると言うのだ。
目の前の紫苑に数人の家臣も同じく抜刀しようという構えを見せる。
降伏を知る重臣は義道に視線をそそぐが…
「……抜くがいい」
一瞬の沈黙の後、紫苑は小声で呟いた。
「な、なんだとぉぉ!?」
「抜いてみろ、と言っているのだ。私は軍人となった以上、死を覚悟で戦場に赴いている」
紫苑は剣と盾を手に取り、すっと立ち上がった。
「私の意志ではありません。上官と天津の民、皇帝の言葉を口にしているのです。貴公たちが剣を抜くというならばお相手します。私は軍使だ。私に刃を向けるというのであればそれは天津の民、皇帝陛下に刃を向けるということ」
紫苑の静かな迫力に十数人の鬼武者たちの勢いが殺される。
戸惑い、何かを言おうと口をパクパク動かすが声にならない。
紅生が立ち上がり、他の家臣も立ち上がる。
まさに鬼の形相であった。
「この外道、斬って捨ててくれるわッ!!」
敵方は民まで灰にすると言うのだ。
目の前の紫苑に数人の家臣も同じく抜刀しようという構えを見せる。
降伏を知る重臣は義道に視線をそそぐが…
「……抜くがいい」
一瞬の沈黙の後、紫苑は小声で呟いた。
「な、なんだとぉぉ!?」
「抜いてみろ、と言っているのだ。私は軍人となった以上、死を覚悟で戦場に赴いている」
紫苑は剣と盾を手に取り、すっと立ち上がった。
「私の意志ではありません。上官と天津の民、皇帝の言葉を口にしているのです。貴公たちが剣を抜くというならばお相手します。私は軍使だ。私に刃を向けるというのであればそれは天津の民、皇帝陛下に刃を向けるということ」
紫苑の静かな迫力に十数人の鬼武者たちの勢いが殺される。
戸惑い、何かを言おうと口をパクパク動かすが声にならない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


