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LowとChaosの間…
第8章 戦闘艦:ジャスティス
阿久津から軍使を任された紫苑はイヴァリスから譲渡された愛馬パラディンと名付けた角馬(ユニコーン)に跨り、紅蓮城に向かった。


阿久津が彼を軍使にしたのは、紫苑であれば無駄な血を流さず、敵を降伏させることができると思ったのだ。

事実、彼は婦女子に乱暴した部下を斬り殺したのだ。

そして、ジャスティス所属の水兵には戦場の略奪と強姦は死罪とする、とした。

これを期に海軍では略奪、暴行は禁止となる。

募った徴兵の男子は陸軍を志願してしまった。

余りに陸軍の志願が多く、海軍との抽選にするか、と議論があったくらいである。

陸軍は略奪と強姦を推奨しているからだ。


「これが紅蓮城? 赤いわけではないのか…」

紫苑は紅蓮城下町の門へたどり着いた。
海岸からあっという間の距離であった。

門に設置された櫓(ヤグラ)の上で、魔人兵が紫苑の存在に気付いた。

「天津の使者が参り申したーーッ!!」


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