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LowとChaosの間…
第7章 南北戦争
「ワシは天部で殺されても構わん……家老で構成した50名を連れ、天部で……総大将殿の前で切腹致す」

「バカな……父上!!」

「騒ぐなッ!!」

紅殉は義道を制した。

「ここは幸いにも海沿い……
攻め来るは、まだ艦船の少ない帝国海軍だけだ。ヤツらだってロージアとの戦いに向け兵力は削りたかはなかろう。使者が来たら……私財全て渡し降伏しろ」

「だったら、初めからあのカブトガニ(毘沙門将)に降ると啖呵切ればいい」

「そんな啖呵切れば、あの大鬼(金剛)の棍棒で皆.潰されるわ。天部に行かなくば、帝国が来る前に他の大名らが紅蓮に攻めて来るわい。
妖魔には妖魔の義がある。
負ければどうなるかわかるか。毘沙門の言うとおり、虐殺、略奪、女は幼い子供まで犯し尽くされ、男は奴隷として天津で死ぬまで重労働だぞ……薬漬けにされてな」

「ならば、秘境まで撤退するというのは?」

秘境は大和の樹海の最奥部である。
とうてい人間ではたどり着くことはできない。

「いい考えだが、人数が多すぎる。辿り着くまでの時間と物量が足りんわ……。さあ、すぐに籠城戦と騎馬隊の準備にかかるんじゃ、毘沙門の家来が様子を見に来るかも知れん」

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