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LowとChaosの間…
第4章 英雄の条件
洞窟の中は硫黄の匂いが広がっている。
棲みつく魔竜は本来は火竜に属するドラゴンである。
しかし、人は彼らを魔竜と呼ぶ。
それは人間も食するからだ。
故に古竜山脈に生息するドラゴンは魔竜と称される。
そして古竜とはニーズヘッグが古代から生きると言われる所以である。
-*-
部隊は洞窟内の奥に辿り着こうとしている。
それまでには遭遇した何体ものドラゴンを屠った。
その間、先発隊の聖騎士たちの骸を横目に進んだ。
どうやら、先発隊は偵察の任務中にドラゴンと戦闘になり力尽きたのだとわかった。
戦死した賢者、司祭もさることながら聖騎士の聖剣は全て血で染まっていた。
紫苑は聖騎士たちの屍に軽く両手の平を合わせ合掌する。
カーディスや他の聖騎士たちもアテネステレスの印を切った。
そして、魔竜王の巣穴と思える巨大な空洞が見えた。
熱気と噴煙も漂いが増し、魔竜王らしき唸り声も聞える。
選ばれた騎士と魔法使いは甲冑は着込んでいない。
それは、一撃も攻撃を食らわない自信があるからだ。
汗を拭きながら、水分を摂取し、得物は使い込んだ聖剣と杖を片手に構え進む。
正面から人間の声がかすかに聞こえた。
そして――
「グリオンか!?」
人間の声--
人が仲間を呼ぶ声だ。
恐らくは魔獣の名前だろう。
「生憎だな!」
カーディスが声の主に叫ぶ。
そして、部隊と飛竜を供するベイクが合間見える。
その後ろには巨大な魔竜王ニーズヘッグ。
棲みつく魔竜は本来は火竜に属するドラゴンである。
しかし、人は彼らを魔竜と呼ぶ。
それは人間も食するからだ。
故に古竜山脈に生息するドラゴンは魔竜と称される。
そして古竜とはニーズヘッグが古代から生きると言われる所以である。
-*-
部隊は洞窟内の奥に辿り着こうとしている。
それまでには遭遇した何体ものドラゴンを屠った。
その間、先発隊の聖騎士たちの骸を横目に進んだ。
どうやら、先発隊は偵察の任務中にドラゴンと戦闘になり力尽きたのだとわかった。
戦死した賢者、司祭もさることながら聖騎士の聖剣は全て血で染まっていた。
紫苑は聖騎士たちの屍に軽く両手の平を合わせ合掌する。
カーディスや他の聖騎士たちもアテネステレスの印を切った。
そして、魔竜王の巣穴と思える巨大な空洞が見えた。
熱気と噴煙も漂いが増し、魔竜王らしき唸り声も聞える。
選ばれた騎士と魔法使いは甲冑は着込んでいない。
それは、一撃も攻撃を食らわない自信があるからだ。
汗を拭きながら、水分を摂取し、得物は使い込んだ聖剣と杖を片手に構え進む。
正面から人間の声がかすかに聞こえた。
そして――
「グリオンか!?」
人間の声--
人が仲間を呼ぶ声だ。
恐らくは魔獣の名前だろう。
「生憎だな!」
カーディスが声の主に叫ぶ。
そして、部隊と飛竜を供するベイクが合間見える。
その後ろには巨大な魔竜王ニーズヘッグ。

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