この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LowとChaosの間…
第20章 勇者と皇女
「し、紫苑様!?」
紫苑は雪香を強く抱きしめた。
息ができないほどにだ。
部屋の外の侍女が、気付いて慌てて部屋から遠ざかるのがわかる。
「私は明日、父上とともに死ぬことになる……」
紫苑は雪香の耳を噛んだ。
「はぁぁ…死なないで……よ…」
「紫苑家の血脈は途絶えることとなるだろう」
「それなら、私に……」
耳に直接、吐息と言葉を受け、雪香の体は瞬く間に火照ってゆく。
「必ず、キミを命をかけて助ける」
「あ、あ、あなたの……子供を産みたい…」
ゆっくりとベッドへ押し伏せられた。
その手つきは、最初の強引な力と違う。
「私は……僕は皇帝になんて興味はない。だが、愛してしまったヒトが皇女だなんて……亡くなった母さんも驚いているだろうな」
そう言うと、雪香の肩口に顔を埋める。
「紫苑様……くっ」
「愛している。そして、キミが死ぬなら、僕の命を捧げて生き返ってもらう……。魔王を倒し、ジャスティスを破壊し、キミを助け出し、僕が生還したら……結婚してくれるかい?」
「……うん」
雪香は紫苑の愛の誓いを聞くと、身悶え、彼にしがみつくように抱きついた。
紫苑は雪香を強く抱きしめた。
息ができないほどにだ。
部屋の外の侍女が、気付いて慌てて部屋から遠ざかるのがわかる。
「私は明日、父上とともに死ぬことになる……」
紫苑は雪香の耳を噛んだ。
「はぁぁ…死なないで……よ…」
「紫苑家の血脈は途絶えることとなるだろう」
「それなら、私に……」
耳に直接、吐息と言葉を受け、雪香の体は瞬く間に火照ってゆく。
「必ず、キミを命をかけて助ける」
「あ、あ、あなたの……子供を産みたい…」
ゆっくりとベッドへ押し伏せられた。
その手つきは、最初の強引な力と違う。
「私は……僕は皇帝になんて興味はない。だが、愛してしまったヒトが皇女だなんて……亡くなった母さんも驚いているだろうな」
そう言うと、雪香の肩口に顔を埋める。
「紫苑様……くっ」
「愛している。そして、キミが死ぬなら、僕の命を捧げて生き返ってもらう……。魔王を倒し、ジャスティスを破壊し、キミを助け出し、僕が生還したら……結婚してくれるかい?」
「……うん」
雪香は紫苑の愛の誓いを聞くと、身悶え、彼にしがみつくように抱きついた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


