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LowとChaosの間…
第20章 勇者と皇女
黄泉軍との交渉は、皇女と新らしく内務卿となった紫苑成治が向かうことになった。
紫苑成治、自らが自爆し黄泉軍が動揺した隙に警官隊がジャスティスに突入するという作戦だ。


会議を終え、
雪香は寝室に戻り横たわった。

(王宮に戻って、いきなりこんなことになるなんて……)

―-っ!?
部屋の外から、微かに聞こえる真銀の擦れる音。
雪香は飛び上がり、慌てて鏡を覗き込み、髪を撫でつける。


突然、寝室の扉が鳴った。

「雪香様、紫苑警視長がおいでです」

侍女が外から伝える。
雪香には想像できたが。

「はい、お通ししてください」

緊張しながら、彼を待つ。



扉が開く、

「……」

紫苑誠は、入ると棚の上に剣と盾を置く。
なにも言わなかった。

「明日には―-」

雪香が紫苑に声をかけた瞬間だった。
いきなり彼女の手首を掴み、抱き締めたのだ。
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