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LowとChaosの間…
第19章 紅蓮と雪香
「……私は皇女.雪香様を愛しております」
紫苑は雪香の手を取った。
「はい、私も誠様を愛しております。そして……私たちは既に愛を誓い合っております」
雪香は毅然と応えた。
「何ということだ……紅蓮さえ、現れなければ……」
その場に大蔵卿は膝を着く。
「何を、落ち込むことがあるか。生きて帰れば、ご子息が天津の皇帝……いや、英雄王ではないか!」
二川が言うと、
「俺は小澤が逮捕された今、大蔵卿殿が内務卿と兼務で構わんと思うが……雪香様と内務卿殿でないとジャスティスには乗艦できんのだからな」
そう続けた。
「これだけの業を重ねてきたのだ……ふふふ、あんたが死んだら俺が侯爵になってもいい。俺は軍の使い方を天津で一番よく知っている。言えよ、『ワシが爆弾を持ってジャスティスに行く』と、爆発が起きれば、消火をしないといかん。十分に隙が与えられる。その隙にご子息がジャスティスに駆け上がり、姫を助ける……素晴らしい英雄譚ではないか」
二川は、うずまる大蔵卿を尻目に出て行った。
紫苑は雪香の手を取った。
「はい、私も誠様を愛しております。そして……私たちは既に愛を誓い合っております」
雪香は毅然と応えた。
「何ということだ……紅蓮さえ、現れなければ……」
その場に大蔵卿は膝を着く。
「何を、落ち込むことがあるか。生きて帰れば、ご子息が天津の皇帝……いや、英雄王ではないか!」
二川が言うと、
「俺は小澤が逮捕された今、大蔵卿殿が内務卿と兼務で構わんと思うが……雪香様と内務卿殿でないとジャスティスには乗艦できんのだからな」
そう続けた。
「これだけの業を重ねてきたのだ……ふふふ、あんたが死んだら俺が侯爵になってもいい。俺は軍の使い方を天津で一番よく知っている。言えよ、『ワシが爆弾を持ってジャスティスに行く』と、爆発が起きれば、消火をしないといかん。十分に隙が与えられる。その隙にご子息がジャスティスに駆け上がり、姫を助ける……素晴らしい英雄譚ではないか」
二川は、うずまる大蔵卿を尻目に出て行った。

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