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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第2章 2
翌日、瀬島は勤務先の車で光男を迎えに行った。
そして、佐藤の勤務先の老人ホーム・トリプルケアに連れて行った。
待ち受けていた佐藤は、丁寧に挨拶を済ませ、
瀬島と一緒に、館内を案内した。
「ここが談話室」
と、玄関ホールから大きな部屋へ案内した。
「ここで、食事なども皆さんと集まって一緒にいたします」
大きなテレビなどがあって、
80歳代の女性2人と、70歳代半ばの光男と同世代の男性3人が座っていた。
女性はともかく、男性3人は愛想よく、光男を迎えて、挨拶を交わした。
年齢や経歴などを話していた。
瀬島と佐藤は顔を見合わせて、頷き合った。
見学が終わり、帰途につく光男。瀬島が、
「あのホームは、どうでした?同世代の人もいたでしょ?」
と、確認すると、久しぶりに同世代と話ができて、
「そうですね。いい感じの人たちがいて安心できました」
と、答えた光男。
「みたいですね。どうですか。あそこのホームにしばらく入ってみませんか?」
瀬島がルームミラーで光男の顔色を窺いながら訊いた。
「僕はいいですが、息子や娘がなんと言うか」
光男が話した。
「一度、私の方から息子さんや娘さんにお話をしてみましょうか?」
瀬島が言うと、
「頼むよ」
と、光男が答えた。光男をマンションの部屋まで送ると、
瀬島は、事務所に戻り、息子の満と、娘に連絡を入れた。
娘からの返事は、
「弟に任せていますから」
と、息子への一任ということだった。あとは、息子。
瀬島が連絡を入れると、仕事中なのか、
話ができなかったが、夜、事務所で仕事をしていると、
息子の満から連絡があった。
「お父さんと先日、面談した際に、
マンションに一人でいるのは寂しいということでした。
本日、お父さんの仰る条件に
合いそうなホームが見つかりましたので、
ご案内させていただきました」
瀬島が簡潔に連絡した理由と内容を伝えた。
電話の向こうで頷く感じがわかった。
「どうですか?どこかで時間が合えば、そのホームですが見学されませんか?」
瀬島が話を振った。息子の満とは会ったことがあったが、
可能であれば、肝心の嫁の顔を拝みたい。
見学に誘って乗ってくれば、ご夫婦でと勧めるつもりだった。
そして、佐藤の勤務先の老人ホーム・トリプルケアに連れて行った。
待ち受けていた佐藤は、丁寧に挨拶を済ませ、
瀬島と一緒に、館内を案内した。
「ここが談話室」
と、玄関ホールから大きな部屋へ案内した。
「ここで、食事なども皆さんと集まって一緒にいたします」
大きなテレビなどがあって、
80歳代の女性2人と、70歳代半ばの光男と同世代の男性3人が座っていた。
女性はともかく、男性3人は愛想よく、光男を迎えて、挨拶を交わした。
年齢や経歴などを話していた。
瀬島と佐藤は顔を見合わせて、頷き合った。
見学が終わり、帰途につく光男。瀬島が、
「あのホームは、どうでした?同世代の人もいたでしょ?」
と、確認すると、久しぶりに同世代と話ができて、
「そうですね。いい感じの人たちがいて安心できました」
と、答えた光男。
「みたいですね。どうですか。あそこのホームにしばらく入ってみませんか?」
瀬島がルームミラーで光男の顔色を窺いながら訊いた。
「僕はいいですが、息子や娘がなんと言うか」
光男が話した。
「一度、私の方から息子さんや娘さんにお話をしてみましょうか?」
瀬島が言うと、
「頼むよ」
と、光男が答えた。光男をマンションの部屋まで送ると、
瀬島は、事務所に戻り、息子の満と、娘に連絡を入れた。
娘からの返事は、
「弟に任せていますから」
と、息子への一任ということだった。あとは、息子。
瀬島が連絡を入れると、仕事中なのか、
話ができなかったが、夜、事務所で仕事をしていると、
息子の満から連絡があった。
「お父さんと先日、面談した際に、
マンションに一人でいるのは寂しいということでした。
本日、お父さんの仰る条件に
合いそうなホームが見つかりましたので、
ご案内させていただきました」
瀬島が簡潔に連絡した理由と内容を伝えた。
電話の向こうで頷く感じがわかった。
「どうですか?どこかで時間が合えば、そのホームですが見学されませんか?」
瀬島が話を振った。息子の満とは会ったことがあったが、
可能であれば、肝心の嫁の顔を拝みたい。
見学に誘って乗ってくれば、ご夫婦でと勧めるつもりだった。

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