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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第2章 2
「って言っても大変だろ?」

瀬島が同情すると、

「まあな。と言っても何とかなるぜ。
ババアは骨粗鬆症から骨折して入ってくるから大人しいし。
ジジイはそもそもが少ないからな」

と、佐藤が笑った。

「ババアとジジイのお守りというのこっちも同じだが」

瀬島も笑った。

「だよな」

と、佐藤は答えてから、

「最近は、ジジイ、ババアの家族がよく来るのが面倒なくらいかな」

と、話すと、

「それは同じ。たまに帰省した家族がうるさい」

と、失笑する瀬島。

「そうだな。50歳くらいの団塊ジュニアっていうのかな、
俺達より少し上くらいが多くて、ダメ出しが多いからな」

佐藤が笑うと、

「そうだな。鬱陶しいくらいに多いな」

と、瀬島も応じた。

「目の保養になるくらいの綺麗めの娘とか嫁なら楽しいんだが」

佐藤が笑うと、

「は?目の保養?やれない女が綺麗だろうが、関係ないだろ?」

と、瀬島がバカにしたように嗤った。

「そうかな?やろうと思えばやれると思うぜ」

佐藤がフッと笑った。

「バカを言うなよ。入所者もスタッフもいるのに、どんな方法があるんだ?
まさか、住所を確認して押し込むとかか?それもヤバいぜ」

瀬島が笑うと、

「バカか。そんなことはしないさ。俺は施設長だぜ。施設内でやるんだよ」

と、佐藤が瀬島の目を見てニヤッと笑った。

「できるのか?マジか?だったら話を聞かせろよ」

瀬島も佐藤の目を見て答えた。

「今、俺のところの施設は、ババアが8人いる。
揃いも揃って車いす生活だ。しかも、耳が遠い奴ばかりだ。
要するに動けない、聞こえないだ。
ジジイは4人いるが、1人は同じく耳が遠い上に、車いす生活。
残りの3人のジジイは、エロジジイだから、味方になりこそすれ、
敵に回るようなことはないさ」

佐藤が話しきるまで聞いていた瀬島。

「なるほど。で、目ぼしい女が来ないと…」

確認すると、頷く佐藤。

「ということは、そういう女がいるジジイかババアを送りこめってことか?」

瀬島が訊くと深く頷いて笑う佐藤。

「わかったよ。そういうジジイかババアがいたら、放り込むよ」

瀬島がニヤッと笑っては答えると、佐藤も笑い返した。
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