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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第6章 6
他人には日常生活が、私と夫には難関。
互いにそのことを避けた。
私も会社で女性ばかりだとそういう話になっても、
如何にもしているけどできない不妊を装っていた。
夫は、どうしているのか、
気にはなったけど訊ねたことはなかった。
その回答がわかったのは、
夫が経理に回した書類から。
ファッションヘルスの文字。整体か何か?
それくらいの認識しかなかった。
ただ、同じようなレシートが何枚も回っていて、
気になった。
それが風俗店だと知ったのは、
店の名前を検索した結果。
妻とはセックスすらしないのに、自分は…。
その店のWebサイトには、
目元と口元を隠した女性たち。
『人妻から女子高生まで在籍』などの文字…。
何をする店なのかわからないけど、
夫が汚らわしいと思うようになったのは、
この時だった。
妻である私に触れることもないのに、
どこかの店で…。
とはいえ、相手が誰なのか…。女性の方ではなく、
一人で行ったわけではないから一緒に行った相手。
接待稟議で風俗店に行くこと自体は、
完全にアウトではない。
女性の担当者が、枕営業すれば、
コンプライアンス違反確定。
でも、そういう店を使うことは
ギリギリのラインで許されている。
ホストクラブもギリギリのラインで許されていて、
同期の女性は接待と言いながら、
自分自身が楽しんでいる。
接待なら…と、思っていたが、
接待稟議は部長に許可権限があり、
権限のない私には見ることはできなかったが、
部長が稟議書を机の上に広げたまま昼食に出かけ、
その一番上に、夫の稟議書があった。
偶然ではないかもしれない。
夫と私の冷めた関係は課内でも
徐々に知れてきていたから。
稟議書の内容は、接待稟議。
接待対象は、私もよく知る中小企業の社長。
女好きだとは聞いたことはなかった。
私が対応することもあったが、
そういう視線を感じたことも、
言動も一切なかったが、稟議内容に目を通すと、
社長からの要望だとあった。
人は見かけによらぬものとは言うけど、
驚いたのは事実。
夫が行きたくて言っているわけではないと
わかって安堵したのも事実。
昼食から戻ってきた部長と視線が合ったとき、
微かに頷いた。
やはり、故意に見せるようにしたのだとわかった。
互いにそのことを避けた。
私も会社で女性ばかりだとそういう話になっても、
如何にもしているけどできない不妊を装っていた。
夫は、どうしているのか、
気にはなったけど訊ねたことはなかった。
その回答がわかったのは、
夫が経理に回した書類から。
ファッションヘルスの文字。整体か何か?
それくらいの認識しかなかった。
ただ、同じようなレシートが何枚も回っていて、
気になった。
それが風俗店だと知ったのは、
店の名前を検索した結果。
妻とはセックスすらしないのに、自分は…。
その店のWebサイトには、
目元と口元を隠した女性たち。
『人妻から女子高生まで在籍』などの文字…。
何をする店なのかわからないけど、
夫が汚らわしいと思うようになったのは、
この時だった。
妻である私に触れることもないのに、
どこかの店で…。
とはいえ、相手が誰なのか…。女性の方ではなく、
一人で行ったわけではないから一緒に行った相手。
接待稟議で風俗店に行くこと自体は、
完全にアウトではない。
女性の担当者が、枕営業すれば、
コンプライアンス違反確定。
でも、そういう店を使うことは
ギリギリのラインで許されている。
ホストクラブもギリギリのラインで許されていて、
同期の女性は接待と言いながら、
自分自身が楽しんでいる。
接待なら…と、思っていたが、
接待稟議は部長に許可権限があり、
権限のない私には見ることはできなかったが、
部長が稟議書を机の上に広げたまま昼食に出かけ、
その一番上に、夫の稟議書があった。
偶然ではないかもしれない。
夫と私の冷めた関係は課内でも
徐々に知れてきていたから。
稟議書の内容は、接待稟議。
接待対象は、私もよく知る中小企業の社長。
女好きだとは聞いたことはなかった。
私が対応することもあったが、
そういう視線を感じたことも、
言動も一切なかったが、稟議内容に目を通すと、
社長からの要望だとあった。
人は見かけによらぬものとは言うけど、
驚いたのは事実。
夫が行きたくて言っているわけではないと
わかって安堵したのも事実。
昼食から戻ってきた部長と視線が合ったとき、
微かに頷いた。
やはり、故意に見せるようにしたのだとわかった。

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