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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第6章 6
仕事に戻った松井満と茉莉花。
その後、夕方からの会議も終わり、自宅に向かった。
自宅では、茉莉花は主婦。夕飯の用意をしながら、
リビングのソファで伸びる満に話しかけた。
「今日の施設、清掃も行き届いていて、綺麗だったし、
入所者もいい感じの人ばかりで良かったわ」
茉莉花が話すと、
「そうだな。父が気に入っただけのことはあるかもしれないね」
と、応じる満。
「高齢者になっても日経新聞で日経平均や、
株価などを確認して、話し込むってハイソサエティよね」
茉莉花が話すと、
「そうだね。父もあんな話に加われるのかな」
と、心配する満。確かに、定年退職するまでは、
日経新聞を読んでいたのかもしれないが…。
「普通、あの年齢だと、日経新聞なんて読まないわ。
お義父さんで普通よ。老後の資金に株とか投資信託とか
いろいろされている方たちなのかも」
茉莉花が話すと、
「最近はそういう高齢者も多いみたいだね」
と、応じる満。
「そうね。最近、顧客の平均年齢も上がってきているから、
別段、不思議でもないかもしれないわ」
茉莉花は、話しながら、今日の施設の顔ぶれを思い出していた。
瀬島さんは背が高くて、俳優の遠藤憲一さんに雰囲気が似ていて、
『トリプルケア』の施設長の佐藤さんも、
同じく俳優の藤原竜也さんにどことなしに似ていた。
それに、若いスタッフの佐々木さんは、アイドルグループの
キンプリの永瀬廉さんみたいな雰囲気でタイプ。
入所者も、レベルが高かった。話している内容もだけど、
顔ぶれも、ダンディな雰囲気で、紳士だったし、
身長も高くて、170センチちょっとから
180センチちょっとという感じかしら…。
あの中に、義父が混じると、微妙かも…。
義父は、夫よりは背も高いし、スタイルもいいけど…。
というか、夫は…。
ソファで寝そべりながら、腹を掻いている夫を見て、
思わず、溜息が漏れた茉莉花。
今更ながらに、何が良かったのかしら…。
7年前の自分の選択を悔いるしかない茉莉花。
25歳で異動になり、配属されたのが、夫のチームだった。
あの時は、輝いて見えた夫。
地位が逆転したからなのか、それとも、
曇っていた目が晴れたからなのか、溜息ばかりが漏れる日々。
その後、夕方からの会議も終わり、自宅に向かった。
自宅では、茉莉花は主婦。夕飯の用意をしながら、
リビングのソファで伸びる満に話しかけた。
「今日の施設、清掃も行き届いていて、綺麗だったし、
入所者もいい感じの人ばかりで良かったわ」
茉莉花が話すと、
「そうだな。父が気に入っただけのことはあるかもしれないね」
と、応じる満。
「高齢者になっても日経新聞で日経平均や、
株価などを確認して、話し込むってハイソサエティよね」
茉莉花が話すと、
「そうだね。父もあんな話に加われるのかな」
と、心配する満。確かに、定年退職するまでは、
日経新聞を読んでいたのかもしれないが…。
「普通、あの年齢だと、日経新聞なんて読まないわ。
お義父さんで普通よ。老後の資金に株とか投資信託とか
いろいろされている方たちなのかも」
茉莉花が話すと、
「最近はそういう高齢者も多いみたいだね」
と、応じる満。
「そうね。最近、顧客の平均年齢も上がってきているから、
別段、不思議でもないかもしれないわ」
茉莉花は、話しながら、今日の施設の顔ぶれを思い出していた。
瀬島さんは背が高くて、俳優の遠藤憲一さんに雰囲気が似ていて、
『トリプルケア』の施設長の佐藤さんも、
同じく俳優の藤原竜也さんにどことなしに似ていた。
それに、若いスタッフの佐々木さんは、アイドルグループの
キンプリの永瀬廉さんみたいな雰囲気でタイプ。
入所者も、レベルが高かった。話している内容もだけど、
顔ぶれも、ダンディな雰囲気で、紳士だったし、
身長も高くて、170センチちょっとから
180センチちょっとという感じかしら…。
あの中に、義父が混じると、微妙かも…。
義父は、夫よりは背も高いし、スタイルもいいけど…。
というか、夫は…。
ソファで寝そべりながら、腹を掻いている夫を見て、
思わず、溜息が漏れた茉莉花。
今更ながらに、何が良かったのかしら…。
7年前の自分の選択を悔いるしかない茉莉花。
25歳で異動になり、配属されたのが、夫のチームだった。
あの時は、輝いて見えた夫。
地位が逆転したからなのか、それとも、
曇っていた目が晴れたからなのか、溜息ばかりが漏れる日々。

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