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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第4章 謀略女と謎解き男
☆☆☆
二回目のデートをしたかった私は、土日をかけてあれこれ『怪談男』とメッセージをやり取りしあった。でも、どこに行く?っていう段になって、なかなか行き先が決まらない。

口実・・・なんかないかなあ・・・。

もう正月も終わっている。今さら『初詣』というのもなんだし。
かと言って、なんの脈絡もなく私の行きたい神社に付き合ってもらうっていうのも・・・。

正直言って、行き先なんてどこでも良かった。なんならいつも小説書いてるカフェでおしゃべりしたっていいくらいだ。でもそれじゃあ、わざわざ誘い出す理由にならない・・・。

ああ!!一体、世の女性はどうやってデートしてるんだああっ!!

なんて、頭を抱えて机にうずくまったのが日曜の昼である。
彼は彼で、日曜も何やら家で仕事をしているようで、メッセージのやり取りが即座ではなく、考える時間があることがまた、私の迷いに拍車をかける。完全に煮詰まってしまった私は、仕方がないと気持ちを切り替えて、いつも行く近所のカフェに向かうことにした。

ちょっと、違うことをやろう。

今、書いている小説の内、あんまりエッチがないものが、そろそろ終章を迎えようとしていた。

もともと詩作が好きだったので、実験的に書いてみた雨がテーマの『詩のような小説』。主人公の男女がついに互いの気持ちをはっきりさせて、結婚に向けて動き出す・・・というシーンに差し掛かっていた。

この小説の主人公も、自分から誘うのが苦手な子だった。
当然だ。小説に書く人物、特に主役ともなれば、ほぼ自分の分身みたいなもの。
でも、この子はちゃんとパートナー見つけて、結ばれて・・・。

・・・って、それが私の願望だからだよね・・・。
そういやこのふたり、一体、どうやってここまできたんだっけ?

振り返ってみると、小説の中のふたりは、別に大したところには行っていない。
美術館、水族館、天文台にハイキング・・・

むー・・・そうだよな・・・。
なんか、美術館みたいに、期間限定で今だけ!みたいなのがあれば一緒に行こうって誘う理由になるのかな?

そんなところから、小説を書くのをちょっと横に置き、調べものを始めてみる。

『東京 イベント』
検索窓に入れて・・・そして、ちょっと考えて付け足してみる。

『東京 イベント デート』
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