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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第3章 ひとりえちちと怪談ディナー(後編)
怖いなら、見なきゃいいのにというツッコミは自分でも入れるが、それでも見たくなるときはあるのだ。仕方がないじゃないか。これは私自身にもわからない、私の変なクセのひとつなのだ。

彼も怖い映画は嫌いじゃないらしい。
だったら、一緒に行ったら・・・帰り道も怖くないかな?

そんなふうに思ったものの『なら、今度一緒に行こうよ』なんて気軽に誘うためには・・・まだまだ酔いも慣れも足りない私がいる。

こんな感じでお食事もおしゃべりも、美味しく楽しく、進んでいった。パイチュウもほぼ飲みきって、鍋の具材も食べきった。お腹もだいぶ満たされる。

麻辣スープのお陰で体はホカホカだし、白湯スープのお陰でなんとなくお肌もツヤっとした気がする(気の所為だと思うが)。パイチュウは結構な量を彼が飲んでくれたので私はほろ酔いを少し超えたくらいで済んでいた。

じゃあ、そろそろお会計か、となる。ここはペイペイが使えるようで、彼がそれで精算してくれた。そして、店を出てから、彼が私に言ったのは、彼が払ったはずの総額の半分よりかはだいぶ少ない額だった。

「俺のほうが食ったし飲んだしな」
と笑っていってくれたので、ちょっと甘えることにした。

店の階段を昇って外に出る。結構長いこと食べていたと思うが、外に出てみると、金曜日の池袋はまだまだ賑わいを見せていた。

でも、もうお食事終わっちゃったしな・・・。
駅の方をチラと見て、彼の方を見た。彼はスマホを胸ポケットにしまっているところだった。

足が、駅の方に向かって動かない。
なんとなく・・・なんとなくだが・・・別れがたい・・・気もする。

だって、色々お話ができてとても楽しかったし、今、私、身体も心もほかほかだ。なにか・・・なんかないかな。

そんなことを考えていると、彼が立ち止まった私を変に感じたのかもしれない。

「えっと・・・」

なんて言って、私の方を見る。そして、右手・・・さっき私が目をやった駅の方を見て、そして今度は左手を見る。そして、右・・・また左。
視線が、左手の方に固定される。

え・・・?この道の左手奥って・・・

そこにあるものを思い出して、私は若干ドキッとする。
そっちにあるのはいわゆるホテル街である。
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