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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第3章 ひとりえちちと怪談ディナー(後編)
心の中のツッコミが止まらない。それほどに、『怪談男』のアフターファイブ姿は私を密かに動揺させていた。

「ああ、じゃあ、行こうか」

予約は18時30分に入れているということで、十分間に合うのだが、早めに行ってもいいらしい。促されるままに彼の後についていく。

後ろをついて行きながら、彼のことをまじまじと見てしまう。

シャンと背筋を伸ばして歩く様子。ひと目見て上質そうだと分かるコートがひらりひらりとはためく様子は、なんというか・・・ちょっとした色気すら感じた。

「こっちみたいだ」
スマホを確認しつつ道案内をしてくれる。私たちは中央口から東武デパート方向に抜け、北口から地上に上がった。上がった先あたりは、池袋のなかでもいわゆるリトルチャイナの様相を呈したエリアになっている。

今日、目指したのはそこに軒を連ねる四川料理専門店だった。

門構えが中華料理店特有の怪しさを放っている。階段を降りて地下にいくタイプの店なのだが、それが怪しさに拍車をかけていた。彼が先導して階段を降りて扉を開けると、中はちょっと年季の入ってはいるものの、机も装飾も普通の中華料理屋さんという感じ。唐辛子と香辛料の混ざったような独特の匂いが漂っている。

「ごヨヤクのお客サマね。こちドウゾ」

席を案内してくれた女性も中国の方のようで、日本語のイントネーションがなんだか独特だった。結構本格的な四川料理を出してくれるのかもしれない。

店の奥、右手のテーブルに通される。怪談男はどうやらコース的なものを注文していたようで、その簡単な確認と、お酒のメニューだけが示された。

「えっと・・・軽部さんも飲みますか?」

示されたメニューを見ると、青島ビールや普通のアサヒビール、白や赤のワインに混ざって、いわゆる白酒(パイチュウ)と言われる中国の濃いめのお酒も並んでいた。彼は青島ビールを注文するみたいだが、私はあまりビールが得意ではない。ちょっと迷ってジャスミンハイにすることにした。

本当は、パイチュウが気になるが、濃いんだよな・・・この酒。
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