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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第3章 ひとりえちちと怪談ディナー(後編)
や・・・やばい・・・
この人、見抜いているよ。
「う・・・うん・・・ちょっと人と会うから」
別に悪いことしてないのに、なんとなくぎこちなくなる。
ふーん、へー・・・ほぅ。などと、なんとなく一人で納得したえっちゃんが、ぽんと肩を叩いてくる。
「うん、ガンバ!」
その声で私の顔はボンと上気した。
「あ・・・う、うん」
足早にロッカールームを後にして、エレベーターホールに。
まだちょっと、心臓がドッキンドッキンしている。
あれは、後で何があったか事情聴取されるやつだ。
月曜になったら忘れてくれないかなあ・・・。
そんな事を考えながら、私は地下鉄の駅に向かった。
『怪談男』との待ち合わせは池袋駅の中央改札前。たまにイベント店舗が出ていたりするあたりである。今日も某アニメのイベントスペースがあり、アクスタやバッジ、クリアファイルなどが売られていた。
少し早く着きすぎた私は、特に好きなアニメってわけでもなかったが、そのスペースをぼんやりと眺めて時間をつぶしていた。
「お待たせ」
10分ほど待っただろうか、ほぼ時間ぴったりにJR改札から『怪談男』が現れた。声をかけられ、後ろを振り向いた時、目に飛び込んできたその格好を見て、私は目を見張る。
身につけているのは少し光沢のある深いネイビーのチェスターコート。電車に乗っていたからだろうか、前は留めておらず、そこからはコートよりも少し明るめの深いブルーのスリーピースが顔をのぞかせていた。胸元を飾るネクタイはチョコレートブラウンとでもいうのだろうか?濃いめのブラウンだ。
なんだろう・・・これ・・・なんか、すごく・・・
爽やか・・・?
そんなふうに思う。そう、爽やかなのだ。そして、率直に言って、かっこよかった。
「ん?どうした?」
そう言われて、ぱちんと我に返る。
「あ、いや・・・、お仕事帰り?」
「ああ、今日もクライアント回りだったからな。」
なんか近くに来られると、薄っすらとコロンの香りもするようで、それもまた私をドギマギさせる。
あの三峯神社の時も別に変な格好ではなかったが、これほどのクオリティではなかった。そして、この男が、あのラインを・・・というのは、もはや脳が情報の統合を拒絶するレベルだった。
何だこいつ!
ギャップが有りすぎるだろ!
この人、見抜いているよ。
「う・・・うん・・・ちょっと人と会うから」
別に悪いことしてないのに、なんとなくぎこちなくなる。
ふーん、へー・・・ほぅ。などと、なんとなく一人で納得したえっちゃんが、ぽんと肩を叩いてくる。
「うん、ガンバ!」
その声で私の顔はボンと上気した。
「あ・・・う、うん」
足早にロッカールームを後にして、エレベーターホールに。
まだちょっと、心臓がドッキンドッキンしている。
あれは、後で何があったか事情聴取されるやつだ。
月曜になったら忘れてくれないかなあ・・・。
そんな事を考えながら、私は地下鉄の駅に向かった。
『怪談男』との待ち合わせは池袋駅の中央改札前。たまにイベント店舗が出ていたりするあたりである。今日も某アニメのイベントスペースがあり、アクスタやバッジ、クリアファイルなどが売られていた。
少し早く着きすぎた私は、特に好きなアニメってわけでもなかったが、そのスペースをぼんやりと眺めて時間をつぶしていた。
「お待たせ」
10分ほど待っただろうか、ほぼ時間ぴったりにJR改札から『怪談男』が現れた。声をかけられ、後ろを振り向いた時、目に飛び込んできたその格好を見て、私は目を見張る。
身につけているのは少し光沢のある深いネイビーのチェスターコート。電車に乗っていたからだろうか、前は留めておらず、そこからはコートよりも少し明るめの深いブルーのスリーピースが顔をのぞかせていた。胸元を飾るネクタイはチョコレートブラウンとでもいうのだろうか?濃いめのブラウンだ。
なんだろう・・・これ・・・なんか、すごく・・・
爽やか・・・?
そんなふうに思う。そう、爽やかなのだ。そして、率直に言って、かっこよかった。
「ん?どうした?」
そう言われて、ぱちんと我に返る。
「あ、いや・・・、お仕事帰り?」
「ああ、今日もクライアント回りだったからな。」
なんか近くに来られると、薄っすらとコロンの香りもするようで、それもまた私をドギマギさせる。
あの三峯神社の時も別に変な格好ではなかったが、これほどのクオリティではなかった。そして、この男が、あのラインを・・・というのは、もはや脳が情報の統合を拒絶するレベルだった。
何だこいつ!
ギャップが有りすぎるだろ!

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