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核シェルターのお姫さま
第4章 3 絶望の未来
コンドームが発見されてから、ちょうど1年が経っていた。
シェルターの生活は変わらず続いていた。男たちは毎日、地表の廃墟を這い回り、食糧や医薬品を運び込んでくる。
放射線量はさらに低下し、時には新鮮な植物の種子さえ見つかるようになった。
だが、コンドームだけはあの日以来一度も発見されなかった。
箱は徐々に減り、ついに最後の1枚が使い切られた。
その夜、凛は倉庫の隅で膝を抱え、密かに安堵の息を吐いた。
(これで、もう挿入されなくて済むよね。手と口と胸だけで……)
彼女の体はもう男たちの玩具だったが、少なくとも妊娠の恐怖からは逃れられる。
外の世界が少しずつ回復しつつある今、彼女はただ耐え続けるだけで済むはずだった。
しかし、男たちは違った。
一度味わった挿入の快感は、男たちの理性の|枷《かせ》を外していた。
手や口では満足できない欲求が日ごとに膨張し、長期化する避難生活のストレスと相まって爆発寸前だった。
外での被曝リスク、食料の不安、閉鎖空間の息苦しさ。
その全てが、彼らの獣性を煽っていた。
合議はあっという間に決まった。
「凛の月経周期に合わせる。安全日だけ、挿入を許す。コンドームなしで」
リーダーが冷徹に宣言した時、凛は抗議の言葉を飲み込んだ。
男たちの目はすでに獣のそれで、拒否すれば何が起こるかわからない。
「……分かりました。でも、絶対に周期を守ってください……」
彼女の声は震えていた。
だが、心の奥で分かっていた。
周期など、完璧に守れるものではない。いずれ間違いが起きる。
妊娠は避けられない運命だ。
シェルターの生活は変わらず続いていた。男たちは毎日、地表の廃墟を這い回り、食糧や医薬品を運び込んでくる。
放射線量はさらに低下し、時には新鮮な植物の種子さえ見つかるようになった。
だが、コンドームだけはあの日以来一度も発見されなかった。
箱は徐々に減り、ついに最後の1枚が使い切られた。
その夜、凛は倉庫の隅で膝を抱え、密かに安堵の息を吐いた。
(これで、もう挿入されなくて済むよね。手と口と胸だけで……)
彼女の体はもう男たちの玩具だったが、少なくとも妊娠の恐怖からは逃れられる。
外の世界が少しずつ回復しつつある今、彼女はただ耐え続けるだけで済むはずだった。
しかし、男たちは違った。
一度味わった挿入の快感は、男たちの理性の|枷《かせ》を外していた。
手や口では満足できない欲求が日ごとに膨張し、長期化する避難生活のストレスと相まって爆発寸前だった。
外での被曝リスク、食料の不安、閉鎖空間の息苦しさ。
その全てが、彼らの獣性を煽っていた。
合議はあっという間に決まった。
「凛の月経周期に合わせる。安全日だけ、挿入を許す。コンドームなしで」
リーダーが冷徹に宣言した時、凛は抗議の言葉を飲み込んだ。
男たちの目はすでに獣のそれで、拒否すれば何が起こるかわからない。
「……分かりました。でも、絶対に周期を守ってください……」
彼女の声は震えていた。
だが、心の奥で分かっていた。
周期など、完璧に守れるものではない。いずれ間違いが起きる。
妊娠は避けられない運命だ。

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