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核シェルターのお姫さま
第3章 2 報酬と代価
そんなある日の夜。
地表探索から戻ってきた男の一人、元消防士の拓也が、大きなビニール袋を抱えて興奮気味に倉庫に入ってきた。
「見つけたぞ! これ、大量だ!」
袋の中身を床にぶちまけた瞬間、男たちの目が一気に輝いた。
コンドームだった。
未開封の箱が十数箱。
期限切れのものも混じっていたが、十分に使えるものが山ほどあった。
「マジか……! これさえあれば……!!」
「妊娠の心配がないってことだろ?」
その夜、男たちは珍しく長時間にわたって合議を開いた。
凛は壁際に腰掛けたまま、黙ってその様子を見守っていた。
議論の末、結論が出た。
「ルールはこうだ。一回の性奉仕で、挿入を許されるのは一人だけ。必ずコンドームを着用する。残りの者は今まで通り、手と口と胸だけで満足してもらう」
リーダーが凛に向かって言った。
「どうだ、凛。お前が外に出ない代わりに、俺たちは毎日命がけで食糧を集めてきている。……もう少し、俺たちに譲歩してくれないか?」
凛は唇を強く噛んだ。
妊娠の恐怖は今も消えていない。
たとえコンドームでも、破れる可能性はある。
しかし。
(みんな、私を守るために……毎日放射能まみれの外に出てる……)
その事実に、胸が痛んだ。
「……分かりました。でも、絶対にコンドームは着けてください。そして、毎回1人だけ……それが条件です」
男たちの顔に獰猛な笑みが広がった。
地表探索から戻ってきた男の一人、元消防士の拓也が、大きなビニール袋を抱えて興奮気味に倉庫に入ってきた。
「見つけたぞ! これ、大量だ!」
袋の中身を床にぶちまけた瞬間、男たちの目が一気に輝いた。
コンドームだった。
未開封の箱が十数箱。
期限切れのものも混じっていたが、十分に使えるものが山ほどあった。
「マジか……! これさえあれば……!!」
「妊娠の心配がないってことだろ?」
その夜、男たちは珍しく長時間にわたって合議を開いた。
凛は壁際に腰掛けたまま、黙ってその様子を見守っていた。
議論の末、結論が出た。
「ルールはこうだ。一回の性奉仕で、挿入を許されるのは一人だけ。必ずコンドームを着用する。残りの者は今まで通り、手と口と胸だけで満足してもらう」
リーダーが凛に向かって言った。
「どうだ、凛。お前が外に出ない代わりに、俺たちは毎日命がけで食糧を集めてきている。……もう少し、俺たちに譲歩してくれないか?」
凛は唇を強く噛んだ。
妊娠の恐怖は今も消えていない。
たとえコンドームでも、破れる可能性はある。
しかし。
(みんな、私を守るために……毎日放射能まみれの外に出てる……)
その事実に、胸が痛んだ。
「……分かりました。でも、絶対にコンドームは着けてください。そして、毎回1人だけ……それが条件です」
男たちの顔に獰猛な笑みが広がった。

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