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メイドと公爵様【甘エロ】
第1章 無効化の子爵令嬢(メイド)
(昨夜はあんなに扇情的な様子だったのに、こんな反応もするのだな···)
アクアはふとしたように昨夜のシャーロットの姿を思い出し、今はまさに抱き留めれば顔を赤くする反応に、くっ、と思わず笑ってしまった。
「···笑わないでくださいな、これでも、とても恥ずかしいのです」
「···へぇー、昨夜はもっと凄いことをしていたのにかい?」
「そ、それはそれ、これはこれです!!?」
シャーロットは不躾だろうが、ふいっとそっぽを向いた。
仕事なのだと割り切れば、足を開く仕事もこれは私の使命なのだと受け入れられた。
時には娼婦のようだと罵られる事もあるけれど、これは私しか出来ない事なのだと。
「そうか···あんな風に抱いてしまった俺が言うのもおかしな話だが。しかし、自分の体は大切にしてもらいたい。もしかしたら妊娠してしまうかもしれないリスクもあるのだから」
「ありがとうございます。妊娠のリスクに関してはご心配には及びません。ほぼ100%避妊できる薬を薬師様から頂いておりますから。射精されてから24時間以内に飲めば大丈夫なのです」
(ほぼ、100%···ねぇ?)
アクアは目を細め、本当にそのような事が可能な薬がこの世に存在するのか、不審に思ったアクアはシャーロットが取り出した小瓶を見つめていた。

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