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第3章 義父との始まり

何故、私は義理とは言え父親の行為に抵抗出来なかったのだろう？。彼氏には、あれほど拒絶したのに。
　あのような行為に及んだ義父を責める気持ちとこれまで経験したことのない、性的な興奮。頭では、いけないこととわかっているのに、身体は真逆の反応をしてしまったことへの戸惑い、顔を覆いたくなるほどの後悔など整理のつかない思いが、ぐるぐると頭の中をまわる日々を過ごしていました。
　ギュッと握られその形を歪めた乳房、口に含まれ硬く屹立《きつりつ》した乳首、胸に埋められた義父の顔、ショ－ツへと延びる大きな手、濡れそぼる女陰。次々とビデオテ－プのように、あの日の交わりが、頭を巡り、離れません。
　
　私は、義父に抱かれることを望んでいるのだろうか？
　いえ、絶対にそんなことはない。
　
　あの時は、突然で思いもよらない義父の行為に、戸惑い、混乱していただけ。言い訳だけではなく、そのことが、私に結論を与えてくれました。
　もし今度、義父があのような行為に及んだら、絶対に拒絶すると。