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Mの誘惑 -封じ込めた告白- 和田みさき著
第4章 歪んだ関係
あの日から一ヶ月ぐらいが経った日曜日、親戚の法事があり、母は朝から出掛けていました。私も義父も特に出掛ける予定も無く、二人きりで一日過ごすことになりました。母のいない家で義父と二人でいるとこの間の事が鮮明に思い出され、何も無ければ良いのにと少し不安な気持ちを持ちつつも、露骨に義父を避ける気にもなりません。
昼食は、私が親子丼を作り、義父と一緒にリビングで取りました。我が家の親子丼は、出汁をきかせて(とは言っても、味の素の「ほんだし」)、少し甘めの味付けで、卵はあまり熱を加えず、トロトロで美味しいと思います。
自分の部屋に戻っていると、義父がノックして入って来ました。
そして、私の身体を引き寄せるとギュッと強くハグされ、その口唇を首筋から耳に這わせて来ました。舌先が耳に触れると、こそばさとは違う、自然と身体を硬くするような感覚があり、私の両腕は、勝手に義父の背中へと回り、力を込めていたのです。
耳を愛撫されることが、これほどまで私の身体に電気ショックのような快感を与えるとは知りませんでした。もし今度、義父があのような行為に及んだら、絶対に拒絶すると決めていたのに……。
昼食は、私が親子丼を作り、義父と一緒にリビングで取りました。我が家の親子丼は、出汁をきかせて(とは言っても、味の素の「ほんだし」)、少し甘めの味付けで、卵はあまり熱を加えず、トロトロで美味しいと思います。
自分の部屋に戻っていると、義父がノックして入って来ました。
そして、私の身体を引き寄せるとギュッと強くハグされ、その口唇を首筋から耳に這わせて来ました。舌先が耳に触れると、こそばさとは違う、自然と身体を硬くするような感覚があり、私の両腕は、勝手に義父の背中へと回り、力を込めていたのです。
耳を愛撫されることが、これほどまで私の身体に電気ショックのような快感を与えるとは知りませんでした。もし今度、義父があのような行為に及んだら、絶対に拒絶すると決めていたのに……。

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