この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻Mの白昼夢~入れ替わられた女~
第2章 わたくしのこと
 両親には処女なのかを散々追及され婦人科で診断まで受けさせられました。政略結婚の話を進めている中での出来事で焦ったのだと思います。
 私が真実を言えずに口ごもっていると事情を察した女性医師は苦笑いを浮かべ、妊娠の仕組みや避妊方法、セックスのことについて親切に教えてくれました。両親にもうまく言ってくれたようです。

 夫と私は大学生の頃に楽しいデートをした記憶がありません。夫はモテましたが決して遊び人というわけではなく、夫なりに自分の将来や家業のことを真剣に考えていました。私のことも不憫に思い男女としてきちんと向き合おうとしてくれました。

 そんな夫に申し訳なく思い、私もできるだけ魅力的な女の子になろうと色々とがんばり、大学3年の頃には婚約者がいることを知らないサークルの後輩から告白されたり街でナンパされる程度にはなったのです。
 髪型を変えたりメイクを覚えたり流行のファッションを取り入れたりしたことに加えて、高校3年間で身長が10センチ伸びたことでスタイルが劇的に改善されたことが自信に繋がりました。

 でも性格の不一致はどうしようもありませんでした。共通の趣味や話題がなくて会話が弾まず夫も私もお互い一緒にいて楽しいと感じられず、誕生日やクリスマスに義務的に食事をするだけでした。

 それでも私たちは親が決めた通り結婚しました。夫も私もいわば良家の「お坊ちゃま」「お嬢様」で親に反抗する気概もなく、どうしても結婚したくない、できない理由が見い出せなかったから。

 ハネムーンはイタリアで、ローマの高級ホテルで初夜を迎えました。夫とのセックスは今一つで自慰のほうがよほど気持ちいいと思いました。

 私は婚約者がいることで清楚に見られなければと高校・大学ではずっと性的な話をしないよう気をつけていました。家ではストレスやその反動でネットやSNSで性について色々調べたりイヤらしい動画をみたりして、昂ると時々自慰をしていました。ですから夫との営みに内心とても期待していたのです。
/8ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ