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京子の裏アルバイト
第1章 初めてのおじさん
「どうしました?」
ムナカタは立ち止まり、やさしく京子に聞いた
「えっと、私で大丈夫なんでしょうか?その普通であまり目立つ顔立ちもして
おらず、自分でいうのもなんですが、体のボリュームも少ないですが」
ムナカタはそんな京子に、さらにほほ笑んで
「いえいえ十分、私にはもったいないくらいの方ですよ。それよりも私のほう
こそ大丈夫ですか?確認もせず歩き出してしまいましたが」
大丈夫?ときかれてもと京子は思った。
ムナカタは男性にしては小柄で、醜く太ってもいないが精悍とも言い難い。
顔も京子の好みではないし、そもそも恋人のターゲットの範疇ではない。
年齢は55と聞いていたので、自分の父親よりも上だし、白髪がかった
頭部はむしろ祖父に近いかもと思う。
こんな男性に娘ほどの女子大生を対象とした欲望があることが、少し
信じられなかった。

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