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京子の裏アルバイト
第1章 初めてのおじさん
京子の視界の中で、少し背の低いスーツ姿の初老の男が自分の方をみて、
携帯をかけっぱなしのまま、まっすぐこちらに歩いてきた。
「キリコさんですか?」
付近に京子と同じような人物はいなかったが、それでも男性は恐る恐るきいた
「はいそうです。はじめまして。今日はよろしくお願いします」
京子自身がよろしくされるのだが、なにを言っているのだろうと自分で思った
「ではさっそく行きましょうか?」
どこへとは言わないが、それは事前に織り込み済だった。
ムナカタは京子との距離を気にしつつ、ホテルのある方へと向かいだした
「あの、ちょっといいですか?」
駅前をすぎて、人がまばらになったところで、京子は前を行くムナカタに
声をかけた

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