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イケナイアソビ。
第2章 ご褒美。ーrevengeー
ブチュ、って音がしたと思ったら、勢いよくルビーが転がっていった……。
同時に愛液も濁流のように勢いよく流れ出す。
「ああああああんっ!」
俺は、勢いよく蜜を流して、イってしまうんだ。
「いいね、可愛い、可愛い。もっと流しなさい」
俺の陰茎をミルクを出すように絞り出されるからどうにもできなくなる。
「はぐ、はぐ……」
もう座っていられない。
イきすぎた身体はぐったり仰向けに倒れ込み、目は焦点さえも合わない。
俺は、打ち上げられた金魚みたいに酸素を求めてはぐはぐと口を開閉させるばかりだ。
「そうかそうか、そんなに悦かったか。白目なんざ剥いて、なぁ。さあ。また愛液をたっぷりあげようね」
ご主人様から衣擦れの音が聞こえる。
だけど俺は返事すらできなくて、ただご主人様の動くままに両足を広げられる。
膝を折りたたまれて――。
「は、っぐ、ああああっ!」
中に、大きくて反り上がった肉棒が突き立てられた。
孔の中にいっそう深く刻まれていく……。
ご主人様のペニスはルビーなんかよりもずっといい。
亀頭がゴリゴリ中に当たって、俺、また、イっちゃうんだ……。
「まだ出るのか、お前の蜜は。本当に可愛いよ」
そう言うと、ご主人様はもっと奥まで挿し込んで、また、中に注いでく……。
「はう、はう……」
ご主人様、ご主人様!
俺はご主人様の唇を求めて口を開閉させる。
そしたら――。
「んうぅうううううっ!」
俺の口が塞がれた。
ああ、俺。
キスされたまま、抱かれてる。
舌を転がされ、中も円を描くようにしてグリグリと抉りながら貫かれる。
なんて快感だろう。
「ん、っふ、れろ、あむぅ……」
口を吸われれば、俺は意識を失ってしまう。
次に意識が戻った時には、俺の耳にヘッドホンを装着されていた。
隣にはベッドでくつろぐご主人様がいる。
目の前のモニターでは、意識を失う直前までご主人様に可愛がってもらっているベッドシーンが流れている。
「は、う……」
イヤホンからボリューム全開で聞こえるのは俺が喘ぐ声と、水音が混じった肉音。
ご主人様の吐息だ。
俺が乱れた動画はご主人様のお気に入りらしい。
ご主人様の腕に包まれながら、一糸も纏わない状態でモニターをただ力なく眺める。

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