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イケナイアソビ。
第2章 ご褒美。ーrevengeー

 ◆



「さあ、昨夜に仕込んでおいたお前のルビーを産んでおくれ」

 ご主人様のベッドに腰掛け、前脚する俺は今、ルビーをしっかり咥えたままの後孔を披露している。
 ご主人様のすぐ後ろにはカメラが固定されていて、俺がルビーを出す瞬間をしっかり撮られるんだ……。

 その俺は――。

「は、ひ」

 大好きなご主人様の期待に応えるべく、気張っているんだけど……。
 昨日、尻もちを付いてしまったし、ご主人様にはより奥の方にルビーを押し込まれたから、全然出て来なくなっちゃった。

「ん、ぅう……」
 すっごく頑張ってるけれど、やっぱり出て来ない。

「でな、ごしゅじんさま、でないれす……」

 どうにかしないとご主人様からもうご褒美がもらえなくなる。
 嫌われてしまう。
 もう、キスしてもらえなくなる。

 そんなのイヤだよ……。

 焦れば焦るほどに尻孔がキュッて収縮して、ルビーをより咥え込んでしまう。
「れな……れなひぃい」

 泣きたくないのに目頭が熱くなって涙が溢れる。
 ご主人様のお顔が見られない。

 俺の陰茎は心とリンクして、すっかり萎えた状態だ。
 こんなんじゃ、もっとご主人様をガッカリさせてしまうのにっ!

「大丈夫、きっちんと出るから、ほら、もっと気張りなさい」

 よしよし、と俺の陰茎を撫でるご主人様。
 だけど、でもね、そんなことをしたら余計に神経が分散されて尻孔の方に集中できなくなる。
 気張れないよっ!

「は、ふ、あ、まっ! さわられるの、もっ! らめっ!」
「うん? 可愛いお前を可愛がって何が悪いのかな?」
 親指の腹で執拗に亀頭を撫でられる。

「っひゃ、っふぅうう」

 ジワジワと上がってくる俺の蜜はやがてご主人様の手を濡らしはじめる。
 ヌチュ、ヌチュ。
 ご主人様の手が俺の陰茎を刺激するたびに空気を纏った水音が聞こえてくる。

「もたもたしていると、わたしのペニスが挿入れられないじゃないか。もうこのまま中に挿入しちゃおうかね?」
「まっ、らめっ! らします、らすからっ!」

 このまま挿入れられるなんてイヤだ!
 ご主人様のペニスが感じられなくなる!!
 それに、ルビーも3つ咥えてご主人様の大きなペニスを咥えたら、俺の中、壊れるかもしれないっ!!
 俺はイヤイヤを繰り返し、どうにかご主人様を説得を試みる。


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