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美味しいサンドイッチの作り方
第6章 きらめき海岸オートキャンプ場 ~夜~
本来の目的はお風呂に来てるんだから
お風呂に入ることなので…、
今着ている服を脱いで
作り付けの棚の空いてる所に
軽く畳んで下着を服でくるんで
外から見えないようにして置いた。
翔はきちんと脱いだものを
畳んで棚に置いてたけど。光は
脱ぎ捨てる感じに脱いで
そのままシャワー浴びに行っていて。
翔が光の分も畳んで棚に置いてた。
『光は昔から…こんな感じだよ、
前は…母さんの仕事だったけどね…。
鮫島先輩は見た目はあんな感じだけど
子供とか猫とかに好かれるいい人だよ』
と…言う翔の言葉に猫に囲まれてる
鮫島センパイの姿を想像して…しまって。
『何してんだよ?こっちこっち、
先にシャワー浴びてるぞ?』
そう言いながら光が髪の毛を
わしゃわしゃとシャンプーの
泡でもこもこになりながら洗っていて。
私達もシャワーを浴びることにした。
『フロント棟に大浴場がある
キャンプ場は良くあるけど、
こんな風に貸切風呂もあったんだね』
『この貸切風呂は去年できたらしくて、
貸切のサウナは今年の6月だってさ』
貸切風呂が好評だったから、
貸切のサウナも作ったみたいで
貸切風呂と貸切サウナは
割高にはなるけど宿泊してなくても
予約すれば使用したりできるみたいで。
海水浴とセットでサ活しに来る
男女グループに人気なんだとか。
お風呂は……一段高くなった部分に
ジャグジーが埋め込まれていて。
『ラブホみたいな風呂あるじゃん』
貸切風呂も……一度に1グループ
最大6人まで利用出来るみたいだけど
6人で一度にこのお風呂には
到底入れそうにはなくて。
だから…濡れてもいいソファとか
プールベッドがあるんだろうけど…。
『僕達が終わるまで…待っててよ』
『いいじゃん、適当で…、
どうせまた…あっちで汗かくじゃん』
あっち…って言葉にドキッとした
そうだ…今日はここに泊まるんだから
あのキャンピングカーで
お兄ちゃんズと一緒に寝るわけで…。
このお兄ちゃんズと…一緒に寝て
おやすみなさいで…朝…とは…、
なるわけが…ない…よね…?やっぱり。
とは言えジャグジーにこれから
浸かるわけだからひとしきり
普通に洗って綺麗にして。

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