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美味しいサンドイッチの作り方
第6章 きらめき海岸オートキャンプ場 ~夜~
あの…さっきの3人の人…
鮫島って人に殺されないかな?
大丈夫かな?…でもあの人の手
凄い大きかったけど優しい手だったし
笑った時に白い歯が見えて
身体は大きくてイカツイけど…
優しくて…面倒見のいい人なんだろうな…。
『な、なんか…私のせいで…
ご…ごめんね……?じゃあ…
貸切風呂の場所に案内するね…』
貸切風呂は……フロント棟の後ろにある
貸切風呂と貸切サウナのある場所に行く
専用の扉からアクセスするみたいで。
まりんにカギを渡して貰って、
そのフロントの後ろのドアから
外に出て…芝生の上に刺してある
ライトの明かりを頼りにして進むと。
点々と…木の塀で囲まれて
目隠しされた建物があるのが見えて。
まりんがその中の1つに案内してくれる。
まりんから『使用中』と書かれた
木製の札を渡して貰って。
貸切風呂を使用する時は
内側からしっかりと施錠して、
入り口のドアの所にこの札を
掛けて使用中であることを知らせて
貸切風呂を利用するように説明して貰って。
フロントの業務に戻って行く
まりんの背中を見送った。
『鮫島センパイもあの3人と
話が終わったらこっち来るってさ』
と光がさっきの鮫島センパイと
LINEで話をしてたみたいで
そうこっちに報告をして来る。
さっきキャンピングカーに
着替えを取りに行った時は
光…微妙な顔してたのに…。
鮫島って人が来るっていう話を
した途端に…いつもの光になってて。
ドアの横にあるフックに
まりんから渡して貰った
使用中の札を掛けると、
翔がドアを開けてくれて。
その木の塀で周囲をぐるっと
囲まれている貸切風呂のスペースに入った。
下はウッドデッキになっていて、
簡単な作り付けの棚のある
脱衣スペースがあって。
とりあえずその作り付けの棚に
持って来た着替えとまりんが
貸してくれたバスタオルを置いた。
お風呂とシャワーがあるだけだろうって
思ってたんだけど、涼んで
外気浴もできるように濡れてもいい
プールサイドにありそうなソファと。
プールサイドによくある
プールベッドが2つ置いてある。
『とりあえず、身体と頭洗おうぜ』

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