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美味しいサンドイッチの作り方
第6章 きらめき海岸オートキャンプ場 ~夜~
髪の毛…サイドは高めの刈上げに
トップの部分は長めに残して
ツイストパーマを掛けたシルバーの
メッシュ多めのメッシュヘアで。
真っ黒に日焼けしてて
上は黒のタンクトップにGパンって
そんなスタイルなんだけど。
そのタンクトップの下に
隠しきれてないほどで
パツパツになっちゃってる。
胸板とかシックスパックとか…
身体もムキムキの逆三角形なんだけど。
腕の太さが…とにかく凄くて…。
中学高校時代は全国大会に
出場する程のレベルの……
ボクシングの選手だったみたいで。
今はボクシングは肩慣らし程度に
続けてて、実家がボクシングジムを
してるみたいで。物心ついた頃から
ボクシングはしてたんだそう…
今は鮫島センパイは、
週末に小さい子に指導したりしてるみたい。
手とか凄い大きくて……
思わずぽかんと口を開けたまま
チビの私は見上げてたんだけど。
『ん?…ちっこくて視界に
入ってなかったけど…、
ヒカル、誰、こいつ?』
光と翔とは面識があるみたいだけど
間に挟まってる私を見て
珍獣でも見るみたいにじろじろと
大きな体を屈めて私を見て来て。
私は熊に睨まれたウサギにでも
なった気分になっていると。
『センパイ。この子は…なゆた。
僕と光の親が再婚してできた
僕達の妹なんですよ』
『おー、おー、そかそか。
日下部兄弟の妹か…、ヨロシクな妹』
翔が…私の事を鮫島センパイに
紹介してくれて私を中学生か
小学生かと思ったのか…、
大きな手でぐりぐりと猫の頭を
撫でるみたいにして…撫でてくれて。
『さて、お前ら…だな?ヒカルが
言ってた…バカどもは…。
んじゃ、ここだと…他のお客さんに
ご迷惑になっちまうしな。お前たち
ここに泊まるんだろ?オレのまりんを
自分達の部屋に誘って…、どうするつもり
だったのか…よぉーーーく、今から
お前らの部屋行くから
1から100まで聞かせてもらおうか…』
そう言って…、逃げようとする
2人の頭を掴んで、ビビり散らかしてる
もう1人に案内させて…鮫島センパイは
そのまま3人組と一緒にフロント棟を後にした。

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