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美味しいサンドイッチの作り方
第5章 『私』+お兄ちゃんズ…2日目
15時を過ぎてチェックインが
出来る時間になったから…
コンテナで出来たフロント棟に
チェックインをしに向かった。
未成年者だけで泊まるから
保護者である誠さんに
フロントの人が電話をしてくれて。
誠さんからの許可も確認が取れて
前金での支払いで泊めて貰えるみたいで
追い出されちゃたらどうしようって
思ってたけど…。まりんの紹介
って言うのもあって信頼して貰えたみたい。
ビーチに直結してる
オートキャンプ場だから
自分達のサイトの横に
簡単な囲いとかのない
本当に砂を洗って落とす為だけの
シャワーがそれぞれのサイトにあって。
海で好きな時間に遊んでそのまま
自分達のサイトに移動して
そこでシャワー浴びてコテージや
トレーラーの中に入れるみたい…。
お部屋にはお風呂は無いけど
フロント棟の隣の建物に
カフェと一緒にお風呂があるみたいで
宿泊する人は1回は無料で入れるみたい。
3年ほど前にリニューアルしたと
言うだけあって、施設は綺麗で
SNS映えを狙ったフォトスポットも
あっちこっちにあって。
立て掛けてあるサーフボードと
一緒に写真を撮って貰ったら
海外のリゾートにでも
遊びに来てるみたい。
「あ、可愛い…。
凄い小さいヤドカリが居る…」
小さい指の先程のサイズの
ヤドカリが歩いてるのを見つけて。
ちょこちょこちょこと歩いている
ヤドカリの姿が可愛らしくて
追いかけていたら。ドンっと
誰かにぶつかってしまって。
「すいません。よそ見をしてました…」
『ん~、なんだ…よ?ガキンチョ
かと思ったら…巨乳ちゃんじゃん…』
遊びに来ていた…酔っ払いに
ぶつかってしまったみたいで…。
『その…自慢のおっぱい揉ませて
くれるんだったら…ぶつかって来たの
チャラにしてやるよ』
と…言いながらこっちの胸に
その人が手を伸ばして来たから…、
咄嗟に自分の胸を手で隠そうとする。
スッと目の前に…影が
右と左から入って来るのが見えて。
『すいません、うちの連れが
貴方に失礼な事をしたようで、
大変申し訳ありませんでした…』

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