この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
美味しいサンドイッチの作り方
第20章 5日目 PM ~お兄ちゃんズと一緒~
翔とふたりきりの時は…
こんな感じじゃなかったけど、
光が帰って来て3人になっただけで
凄い賑やかになったみたいな感じ。
ありがたく後片付けは
翔に…任せるとして…。
私は2階の部屋に戻って
お出かけするからメイクをする。
後…今日は…かりきの市にある
ラブホテルにお泊りするから、
お泊りして次の日に
かりきのドームシティに行くための
着替えを…一式と…。
メイク道具も…全部……
やっぱり持って行った方がいいなって
昨日お泊りして思ったんだけど。
『なゆ~?いいかぁ?中、入るぞ~?』
ガチャと声を掛け終わるのと
ドアを開くのとどっちが
早いのかって言うぐらいの
タイミングで…光が
ボストンバッグを持って
私の部屋に入って来て。
『ここに、バッグ置いておくから
適当に荷物入れといてくれよ』
「う、うん。光、ありがと…。
すぐに1泊する分の荷物…用意するね」
『俺は……1泊なんて言わずに、
2泊でもしたい気分だけどな~。
流石に、家いなさすぎって
父さんに怒られちまいそうだけど』
私が……この…7日間の
3人でのお留守番…が…
終わっちゃうのが…寂しいなって
そんな風に…思ってたんだけど…。
私が…感じてるみたいに…
光も…この…3人のお留守番が…
終わるの…が寂しいって…
そんな風に…感じてるのかなって…。
なんだかんだ言って…光は、
3人で海に行っても、花火観に行っても
水族館に行っても…、ラブホテルに
行っても全力で…楽しんでるしな…。
『あ、…なゆ…ちゃんと先に
カレンに貰ったチャイナドレス
ボストンバッグに入れといたから。
今夜は…忘れない様に…着てくれよな』
昨日…来来飯店でチャイナドレスを
カレンから貰った時も一番嬉しそうに
してたのって光だもんな…って。
「光も…忘れないようにしてね…?」
『かりきの…のラブホテル…
和風なホテルなんだけど…な…。
あ、でも…そのホテルの隣に
コンセプトルームのホテルあるし。
そこに…ウォータースライダーの
ある部屋あるらしいぜ?』

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


