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美味しいサンドイッチの作り方
第19章 5日目 AM ~翔と一緒~

『でも……人が多いのは…
波打ち際の辺りだから…
遊歩道の辺りは…ランニングとか
犬の散歩の人位だから…、
ゆっくり…歩けて…悪くないね』

「でも…この時間は…暑いかも…ッ…」

『あはは、じゃあ…あそこに
見えてる、海が見えるカフェで
かき氷でも食べて帰ろうか?』

「かき氷…?うん、食べたい食べたい」

きらめき海岸から
歩いてすぐの所にある
一見すると普通の民家みたいな。
真っ白の壁の一軒家が、カフェらしくて。

家の横の駐車場には車が
3台ほどしか置けない感じの
こじんまりとしたカフェで。
車で国道を通り過ぎていくだけでは
普通の民家にしか見えないから
ここがカフェって気が付かずに
過ぎて行ってしまいそうな感じだ。

お家みたいなカフェのドアの前には
手作り感のあるお店の
名前が入った看板が置いてあって。
ドアを翔が開いてくれて
カフェの中に入ると。

お店の中はウッディな内装で
観葉植物がたくさん置いてあって。
道路を挟んでではあるけど、
窓からは海が見えている。

『花さん、
2階のカウンター空いてますか?』

『ああ、誰かと思えば…
翔くんじゃないか、…もちろん
空いてるよ、どうぞ。そっちの
かわいらしい子は彼女さんかな?』

と…気さくな感じに話し掛けて
くれたのはこのお店の
オーナーさんの花さんで。
多分苗字に花って言う字が
付くんだろうけど…黒縁の
眼鏡をかけた…白髪が多く
混じった髪した50代ぐらいの
年齢の男の人…だったんだけど。

『翔くんは…いつもの?
そっちの彼女は…何がいいかな?』

「やめて…くださいよ。花さん。
彼女は…僕の妹なんで。
妹が暑いって言うから
ここに、かき氷食べに来ただけです」

と…花さんに言うと…
そのまま翔は上に階段で
上がって行ってしまって。

私は…ぺこっと花さんに
頭を下げて、翔の後を追いかけようよしたら。

『待って』

「な…なんですか…?」

『翔くんはね…僕が…このお店を
ここでオープンした時から
ずっと来てくれる常連さんなんだよ…。
翔くんが…うちに女の子を
連れて来たのは…お嬢さん…
君が二人目……前に…連れて来てた子は
全然…見なくなっちゃったけど…』

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