この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
美味しいサンドイッチの作り方
第17章 きらめき臨海水族館 アクアリアKIRAMEKI

人が多いお昼の時間帯には
絶対にできないことだけど…、
この時間の…水族館なら
お客さんは昼間の半分以下だから
それができる感じで…。
『なゆ、あそこ誰も居ないじゃん
あそこで3人でゴロゴロしようぜ』
敷かれているラグのサイズも
スペースに合わせたサイズに
なってるみたいでまちまちで。
そのラグのサイズに合わせた
ビーズクッションが置かれてるみたい。
光が大水槽がオーバーハングに
なって居て…下から
見上げられるエリアに敷いてある
ラグの上に誰も居ないから
ここで3人でチルタイムしようって
言って来たから。
水族館でこんな風に
ラグの上に靴を脱いで上がって
寛いだりなんてしたことないから。
生まれて初めての…
ナイトアクアリウムで
生まれて初めての経験を
させて貰った感じだったんだけど。
自分の家みたいに…光は
ワイヤレスイヤホンで
音楽を聴きながら。
ビーズクッションに持たれて
水槽を星空でも見上げているみたいに
しながら見上げていて。
『凄いね…なゆた…。こうして
寝転んで魚を見上げるのは…
僕も…初め…ての…経験かも…』
3人でこんな風にして、
高校の屋上から星空を眺めたり。
3人でこんな風にして
キャンピングカーの天窓から
夜空に煌めく星を眺めたりしたけど。
今日は…3人でラグの上に
ごろごろしてリラックスしながら。
頭の上を泳いでいくエイや…
お魚の…群れを…眺めていた。
「凄いね、…こうして…寝転んで
下から見上げてると…。お魚が
空を飛んでるみたいに見えるね…」
『20時半から…1回だけ
ナイトドルフィンライブあるから。
それ…観に行こうぜ?』
普段は…この時間の
イルカショーはしてないんだけど、
ナイトアクアリウムの開催日の
日程の中で何日かは
ナイトドルフィンライブが
行われる日があるみたいで…。
丁度今日は……夜のイルカショーが
見られる日になって居るみたい。
館内で…その時間は更に
ガラガラになるから
ゆっくりチルしてもいいし。
ショーを観てもいいし
なゆ的にはどっち?って光が
私に聞いて来て。折角だから
夜のイルカショーが観たいと答えた。

