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美味しいサンドイッチの作り方
第16章 街中華 来来飯店の島田ツインズ

ガチャっと…ドアが開くと…
Tシャツにハーフパンツ姿の
色白の男性が部屋に入って来て。

『悪りぃ、光。ヒロんとこで
遊んでたんだわ。カレンと
おふくろが光来てるって聞いて来た』

あの気が強そうなカレンは
正反対な印象を受けるアレンで。

光とは仲がいい感じで
一緒にスマホでゲームをし始めて。

不機嫌そうな感じに
トントンってテーブルに
お待ちどうさまでしたって言って
カレンがお皿を置いて行ったんだけど。

テーブルの上にはチンジャオロースと
酢豚が届いていて、翔が
取り皿に光の分を取り分けて
光の前に置いて。

『翔、俺にも~』

と…一緒に光とゲームをしてた
アレンが言った時には
もう翔がアレンの分も取り分けてて
食べられるように前に置いてあげてて。

これ…私達が注文したのに
アレンって人にも食べさせていいの?って
思ってたら…次にカレンが
山盛りになった唐揚げと
大皿に盛ったチャーハンを持って来て。

え?これこんな頼んでた??って
私は不安になったんだけど。

『心配しなくてもいいわよ、それは
うちからのサービスと、
そこでゲームばっかしてるバカの分。
アレン?あんたも…それ食べたら
店、手伝いに来なさいよね?わかった?』

頼んでない特盛チャーハンと
頼んでない特盛からあげが届いて
呆然としてたんだけど、
さっきまで山みたいになってた
特盛の唐揚げが…見たらもう
3分の1がいつの間にか消えてて。

唐揚げどこ?どこに消えたの?って
思ってたら…凄い勢いでバクバク
アレンって人が唐揚げを平らげてて。

『ああ言うのが…痩せの大食いって
言うんだろうね。中学時代
桜坂のしのけんって呼ばれてたよ』

しのけんさんは大食い系の
ユーチューバーだけど、
彼の食べっぷりの良さから
そんなあだ名で呼ばれていたみたい。

『光はバレー部の助っ人したりも
してるから、バレー部の
アレンとも昔から仲がいいんだよ。
さ、僕達も食べないと2人が
食べつくしちゃうかもよ?』

唐揚げの山があっという間に
消えて行く光景を目の当たりにして
私は…自分が食べることを忘れてたんだけど。



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